PRESS RELEASE (サービス)
2015年12月3日
富士通株式会社
Salesforceと連携したコミュニケーション環境を構築するサービスを提供開始
コミュニケーションサービスと業務アプリケーションの連携でビジネスイノベーションを支援
当社は、コミュニケーションサービスと業務アプリケーションの連携によりお客様のビジネスイノベーションを支援する、Salesforceと連携したコミュニケーション環境を構築するサービスを12月3日より提供開始します。
本サービスは、米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼CEO:小出伸一、以下、セールスフォース・ドットコム)が提供するクラウド型業務アプリケーションとメールやスケジュール管理、アクション管理などの機能を持つ企業内のコミュニケーションサービスとを連携させ、全社でより効率的な情報活用を実現するために必要なアセスメントから設計、アプリケーション構築、運用などのサービスを提供します。必要な業務アプリケーションは、セールスフォース・ドットコムのアプリケーション開発プラットフォーム「Force.com」を活用し、短期間で構築します。
当社は、本サービスにより、これまで個別に構築されていたコミュニケーションサービスと各業務アプリケーションをつなぐことで、社内に散在する情報を価値ある情報として有効活用するための環境を提供するとともに、顧客やパートナーとの連携を生み、新たなビジネスを創造するためのシステム(Systems of Engagement、SoE)を構築し、ビジネスの飛躍的なスピードアップと効率化はもちろん、ビジネスモデルの変革を支援します。
背景
昨今、顧客ニーズの多様化や他社との競争激化、市場の変化が進む中、ビジネスへの柔軟な対応やイノベーション創出を加速するため、データの効率的な活用や、SoEへの取り組みに対するニーズが高まっています。
当社は、日本においても拡大が予想されるお客様の情報活用のニーズにいち早く対応するため、海外も含む当社グループ16万人が利用するグローバルコミュニケーション基盤と、セールスフォース・ドットコムの業務アプリケーションとの連携に関する技術検証を完了しています。
Salesforceと連携したコミュニケーション環境を構築するサービスの特長
本サービスは、各種コミュニケーションサービスと業務アプリケーションとをつなぎ、業務や顧客、アクション情報などを業務起点、顧客起点で適宜連携させ、全社的に共有することで、ビジネスの効率化を支援します。
また、セールスフォース・ドットコムのクラウドサービスの特性と機能を活用し、社外との情報共有や共同プロジェクトの進捗管理などを行うアプリケーションを構築するなど、顧客やパートナーとのコラボレーションの創出も支援します。
さらに、お客様の環境やニーズをアセスメントし、その結果を踏まえ、コミュニケーションサービスと業務アプリケーションとの連携に必要な環境構築、運用・保守までをトータルで提供します。これにより、お客様はシステム連携に向けて、自社の業務に最適なアプリケーションの洗い出しから開発・環境構築まで短期間で実現可能になるとともに、負荷を軽減できます。
図1. Salesforceと連携したコミュニケーション環境を構築するサービス
販売価格
サービス内容 | 販売価格(税別) | 提供開始時期 |
---|---|---|
アセスメントサービス | 200万円~ | 2015年12月3日 |
設計・構築サービス | 個別見積り | |
運用サービス | 個別見積り |
販売目標
2018年度までに20億円
株式会社セールスフォース・ドットコム 専務執行役員 アライアンス本部長 保科 実様のコメント
富士通様が提供するコミュニケーション環境構築サービスを心より歓迎します。本サービスは、従来より、お客様が期待している各社のグループウェア製品とSalesforceの連携を実現するものです。これにより多くのお客様が、ビジネスモデルやワークスタイルの変革を実現されることを期待しております。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
本件に関するお問い合わせ
富士通コンタクトライン
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受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
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