PRESS RELEASE
2015年8月28日
富士通株式会社
Sify Technologies Limited
富士通と印Sify、グローバルなICTソリューション提供で協業
富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也、以下、富士通)とSify Technologies Limited(本社:インド チェンナイ市、Chairman & Managing Director:Raju Vegesna、以下、Sify)はこのたび、グローバルなICTソリューション提供において戦略的パートナーシップを結ぶことに合意し、覚書を締結しました。両社は今後、新たな顧客・市場の開拓を目指し、北米市場を始めとするグローバル市場においてお客様をサポートするために協力していきます。
[関連リンク] Sify Technologies Limitedホームページ
富士通は今回の協業を通じ、北米を始めとするグローバル市場において、Sifyが得意とするアプリケーションインテグレーションやシステムインテグレーションの能力を活用し、一層コスト競争力のあるICTソリューションの提供と新たな顧客獲得を目指します。一方Sifyは、富士通との協業により、グローバルの大企業、中堅企業とのビジネスの獲得を図り、本国インド以外での事業拡大を目指します。さらに両社は今後、データセンターやクラウドコンピューティング、SDNを含むサービスプラットフォームの最新テクノロジー分野においても、将来的な協業を視野に入れています。
富士通株式会社 執行役員常務 グローバルマーケティング部門長 阪井洋之のコメント
これは富士通にとって、新たな顧客基盤の獲得、およびソリューションの展開を図っていく上で、重要かつ戦略的なイニシアチブです。両社の協業は、お客様のニーズを正確に捉えたソリューションを迅速かつ柔軟に提供することを可能にします。
Sify Technologies Limited, Chairman and Managing Director, Raju Vegesnaのコメント
富士通がSifyを戦略的パートナーに選択したことを大変誇りに思っています。Sifyにとって、現在の主戦場であるインド市場の枠を超えて成長していく上で、これは重要なステップです。グローバルパートナーとして、富士通以上の協業先はないと考えています。
富士通株式会社 執行役員 Americasリージョン長 ロバート・プライヤーのコメント
これまでのリレーションの中でSifyが見せてきたエネルギーや情熱、コミットメントに、私は大変感銘を受けました。同社の世界レベルの対応力、顧客起点アプローチ、我々の既存あるいは将来のお客様とのリレーション構築力は、富士通のお客様起点のバリューシステム、および顧客との長期的なリレーションに重きを置いたアプローチに合致するものです。また同社は、スピード感に優れ、高い適応力と革新力も有しており、それらが我々の米州、およびグローバル市場で活躍するチームにとっての大切な助力となっています。
Sifyについて
Sifyはインドの大手総合ICTソリューション・サービス企業の一社で、インド国内の1,300以上の都市を結ぶ公衆の通信データネットワークインフラや、それを通じて提供される、包括的な製品を含む一元的なソリューションを提供しています。この通信ネットワークは、チェンナイ、ムンバイ、デリー、バンガロールにあるSify所有の6つのTier3(注1)データセンターを含む、インド国内38か所のデータセンターを接続しています。
売上高の多くは、通信サービス、データセンターサービス、クラウド&マネージドサービス、アプリケーションインテグレーションサービス、テクノロジーインテグレーションサービスなどの企業向けサービスです。Sifyはまた、主にクラウドサービスプラットフォームを中心に、中堅・中小企業市場の伸展する需要に対応するサービスも提供しています。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 Tier3:
- Tierとは、データセンターの品質を、付帯設備の冗長性などにより評価・格付けする、アメリカ電気通信工業会(Telecommunications Industry Association)が定めた基準。Tier1からTier4まで4段階の評価レベルがあり、数値が大きいものほど品質が高いことを表す。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
富士通株式会社
グローバルマーケティング本部 グローバル戦略アライアンス統括部
03-6252-2237(直通)
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