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PRESS RELEASE (パソコン、タブレット)

2015年5月18日
富士通株式会社

企業向けタブレットおよび1Uラックマウント型ワークステーションを新発売

最新プロセッサー搭載など、ラインナップを強化し、様々なシーンで活用可能

当社は、企業向けWindowsタブレット「FUJITSU Tablet ARROWS Tab(フジツウ タブレット アローズ タブ、以下、ARROWS Tab) 」 1シリーズ1機種、および企業向けPCワークステーション「FUJITSU Workstation CELSIUS(フジツウ ワークステーション セルシアス、以下、CELSIUS)」1シリーズ1機種を、2015年6月から順次、国内で販売を開始します。

タブレットでは、最新の「インテル Core M プロセッサー」を搭載し、高いパフォーマンスとモビリティを両立した11.6型ハイスペック防水タブレット「ARROWS Tab Q665/L」を新規提供します。防水・防塵・耐薬品機能と豊富なアクセサリーにより、お客様の業務に合わせた多種多様な利用シーンで活躍します。

また、PCワークステーションでは、最新の「インテル Xeon プロセッサー」を搭載した1Uラックマウント型ワークステーション「CELSIUS C740」を新規提供します。各拠点に点在していたワークステーション環境を物理的に集約することで、運用の効率化を実現します。

新製品の主な特長

  1. オフィスワークとモバイルユースの両立を可能にする、「インテルCore M プロセッサー」搭載タブレット

    「ARROWS Tab Q665/L」は、最新OS「Windows 8.1 Pro」、高解像度の11.6型フルHDディスプレイ(1920×1080ドット)を搭載したタブレットです。高パフォーマンスながら、冷却ファンが不要な最新プラットフォーム「インテル Core M プロセッサー」を採用しており、最大約10.1時間の長時間駆動(注1)を実現しながら、A4用紙(297 x 210mm)より小さいコンパクトな筐体で約795g(注2)の軽量化も実現しています。冷却ファンがないことに加え、騒音を発生させないフラッシュメモリディスク搭載のため、静音性にすぐれており、静かな会議室や教室などといった場所にも適しています。

    防水(IPX5/7/8)・防塵(IP5X)対応(注3)で、屋外での利用時の急な雨にも安心です。使用後にアルコールで拭き取って清潔な状態を維持できる耐薬品機能(注4)も備えており、衛生面での配慮が必要な場面でも利用できます。

    セキュリティ面においては、指紋センサーを標準搭載し、カスタムメイドでセキュリティチップ、NFC(注5)、スマートカードスロットを搭載可能なうえ、無線WANモデルはリモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE 3G/LTE」に対応(注6)しているので、安心安全なモバイル運用を実現します。

    さらに、お客様のワークスタイルに合わせて、スリムキーボードや拡張クレードル、カーバッテリーアダプターをはじめ、スタンド機能を持つストラップ付カバー(注7)、首から提げて利用可能なショルダーストラップなどのアクセサリーを取り揃えています。また、デジタイザパネルを搭載可能なため、スタイラスペンによる詳細な文字入力にも対応しています。

    ARROWS Tab Q665/L
    ARROWS Tab Q665/L
    拡大イメージ

  2. 物理マシンの集約で運用効率を向上する、1Uラックマウントモデル「CELSIUS C740」

    「CELSIUS C740」は、最新の「インテル Xeon E5 プロセッサー ファミリー」を搭載した、ラックマウント型のワークステーションです。ラックマウントタイプとして最小サイズである1Uサイズ(EIA規格準拠)を実現し、サーバルーム内のラックに隙間のない連続搭載が可能です。最新のグラフィックスカード「NVIDIA Quadro K5200・K4200・K2200・K620・K420」を搭載できるので、CADやCAE(注8)、解析シミュレーションなどのアプリケーションも高速で処理し、快適な業務環境を提供します。

    本製品の導入により、利用者ごとに1台ずつ配置されているワークステーションを1か所に物理的に集約することが可能です。クライアント端末からネットワーク経由で接続するデスクトップ環境を構築し、C740に接続して使用することで、全体の稼働効率をあげながら、セキュリティ強化およびメンテナンス工数の削減が可能です。

    さらに、カスタムメイドで搭載可能なRemoteAccessカードは、「CELSIUS C740」の画像データをハード的に圧縮し、クライアント端末へより高速に転送することが可能です。RemoteAccessカードと親和性が高いゼロクライアント端末「FUJITSU Thin Client FUTRO(フジツウ シン クライアント ヒューロー) L420」を接続することで、遠隔地にあっても、あたかも自分専用のPCワークステーションをそばに置いているように使うことが可能です。また、C740リモートマネジメントコントローラにも対応し、ネットワーク経由での遠隔操作機能、24時間連続稼働(注9)への対応など、サーバルーム設置に必要な機能を備えています。

    CELSIUS C740
    CELSIUS C740
    拡大イメージ

希望小売価格、および提供開始時期

希望小売価格、および提供開始時期
製品名 希望小売価格(税別) 提供開始時期
「FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q665/L」 154,600円~ 2015年6月下旬
「FUJITSU Workstation CELSIUS C740」 355,000円~ 2015年7月上旬

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 長時間駆動:
駆動時間はJEITA測定法2.0に準じる。
注2 約795g:
標準構成時の重量。
注3 防水(IPX5/7/8)・防塵(IP5X)対応:
外部接続端子キャップをしっかりと閉じた状態で、IPX5、IPX7、IPX8の防水性能を有する。IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、タブレットとしての機能を有することを意味する。IPX7とは、常温で水道水、かつ静水の水深1mのところに本機を沈め、約30分間放置後に取り出したときにタブレットとしての機能を有することを意味する。IPX8とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5mのところに本機を静かに沈め、約30分間放置後に取り出したときにタブレットとしての機能を有することを意味する。また、外部接続端子キャップをしっかりと閉じた状態で、IP5Xの防塵性能を有する。IP5Xとは、保護度合いを指し、直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に本機を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときにタブレットとしての機能を有し、かつ安全性を維持することを意味する。ただし、スマートカードおよびNFC機能搭載時と、キーボードなどのアクセサリーは非対応。
注4 耐薬品機能:
エタノール、IPA(イソプロピルアルコール)、次亜塩素酸ナトリウムへの耐性を持つことで、使用後にアルコールで拭き取って清潔な状態を維持できる。ただし、スマートカードおよびNFC機能搭載時と、キーボードなどのアクセサリーは非対応。
注5 NFC:
Near Field Communicationの略称で、非接触通信ができる規格のこと。
注6 「CLEARSURE 3G/LTE」に対応:
「CLEARSURE 3G/LTE」の利用には、「MobileSUITE 端末管理 CLEARSURE 3G/LTEサービス」の契約、およびSMSが利用できる回線契約が必要。
注7 スタンド機能を持つストラップ付カバー:
「Q665/L」を操作しやすい角度に立てて使用できる、背面にハンドストラップを取り付けたカバー。別売りのショルダーストラップの取り付けにも対応。
注8 CAE:
Computer Aided Engineeringの略称。コンピュータを活用し工業製品の設計・開発工程を支援するコンピュータシステム。
注9 24時間連続稼働:
有寿命部品は有償交換が必要。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

購入相談窓口
電話 0120-959-242(通話料無料)
受付時間: 平日9時~19時


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