PRESS RELEASE
2014年10月28日
富士通株式会社
FPT Corporation
富士通とFPT、ベトナムでのスマートアグリカルチャープロジェクトにおいて協業開始
富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本正已、以下、富士通)と、FPT Corporation(本社:ベトナム ハノイ、代表取締役会長兼CEO:チュオン・ザー・ビン、以下 FPT)は、このたび、ベトナム社会主義共和国での農業の普及、発展に向けて協業し、富士通の「FUJITSU Intelligent Society Solution 食・農クラウド Akisai」(アキサイ、日本語通称:秋彩、以下、「Akisai」)を活用した実証実験を開始します。
今回、富士通とFPTが協業することにより、両社でベトナムの農業を強化し、ベトナムが世界で主要な農業生産拠点となることを目指していきます。
富士通が2012年に提供開始し、これまで農業生産者や関連団体など多くのお客様へサービス提供してきた食・農クラウド「Akisai」は、従来、勘や経験に頼ってきた農業経営に、ICT技術を導入することで、農作物の品質向上、生産性の向上、コスト削減に貢献してきました。
今回の実証実験では、両社の合意に基づき、富士通の「Akisai」を2015年から2016年の1年間、ベトナムで試行します。富士通は、クラウドサービスと関連機器をはじめ、これまで「Akisai」で培ってきたノウハウを提供し、FPTはベトナムにICTを活用した農業技術の普及、発展を促進します。具体的には、ベトナム ハノイにITを活用した温室を建設し、農作物の施設栽培を行います。施設栽培を行う温室は、政府機関をはじめ、農業分野に関心を持つベトナムの関連企業に農業技術を紹介するショールーム的な役割も果たします。
今回、実証実験を行うベトナムは、世界的に知られる紅河やクーロン川をはじめ、900万ヘクタール以上の農地を有し、農業の発展に適した素晴らしい環境にあります。さらに、3,200kmにおよぶ海岸線と広範囲な水資源があり、農業のみならず水産業など、第一次産業の開発資源を豊富に持つ国です。
富士通とFPTは今回の実証実験を通じて、富士通のICTを活用した農業技術をグローバルに普及させるとともに、ベトナムでの農業技術の発達と農業分野のさらなる発展に貢献していきます。
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以上
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03-6252-2612(直通)
FPT Corporation
Ms. Mai Lan Anh
anhmtl@fpt.com.vn
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