PRESS RELEASE
2014年10月22日
富士通株式会社
(本資料は、Fujitsu Technology Solutionsが発行したプレスリリースの抄訳です。)
スペインの大手銀行、CaixaBank様よりATM8,500台を受注
投資金額5億ユーロのATM刷新プロジェクトに参画
〔ドイツ ミュンヘン発、2014年10月21日〕 富士通は、スペインの大手銀行、CaixaBank(カイシャバンク)様からATM約8,500台を受注しました。富士通は今後10年間、従来よりATMを製造しているスペインのマラガ県でCaixaBank様専用のATMを製造し、順次、CaixaBank様のATMを更改していきます。また、今回の契約には、ATMの運用管理と保守も含まれており、富士通はバルセロナのバンキング・テクノロジーの研究拠点から、ATM遠隔運用監視サービスも提供します。
CaixaBank様向けの新しいATMには最新技術が搭載されており、CaixaBank様はその最新技術を利用した新しいサービスを提供予定です。例えば、非接触型ICカードリーダーで、ATM利用者のスマートデバイスに登録したIDやパスワードなどを読み取ることで、ATMにパスワードを入力することなく、安全なATM利用が可能です。
また、紙幣自動認識機能により、銀行職員による紙幣の補給や回収の業務負荷も軽減できます。
さらに、キャラクターが手話を使って説明するヘルプツールや、高輝度スクリーン、大きな文字や画面ボタン、読み上げソフトウェア、キーボード・ナビゲーションなどの機能を装備しています。CaixaBank様は、これらの機能を利用し、欧州委員会によるAPSIS4all(注1)プロジェクトが推進する高齢者や身体障がい者、電子デバイスに不慣れな人たちにも使いやすいユーザーインターフェースを提供する予定です。
CaixaBank様のManaging Director、Juan Antonio Alcaraz様は以下のように述べています。
「ATMは、お客様に便利で優れた金融サービスを提供する重要なチャネルであり、CaixaBankのマルチチャネル戦略の根幹です。最新の技術を利用したサービスを継続的に提供していくことは、従来からのお客様へのサービス向上だけでなく、新規のお客様を獲得することにもつながり、リテールバンキングの分野でリーダーシップを取るために必須であると考えています。今後の10年間で欧州最大のATMネットワーク開発を目指す我々には、富士通のようなトップクラスの革新パートナーによる支援が不可欠です」
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 APSIS4all:
- Accessible Personalized Services In Public Digital Terminals for allの略。すべての人に公共デジタル端末を利用できるようにする個人化サービスを意味する。
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