PRESS RELEASE
2014年9月11日
富士通株式会社
(本資料は、Fujitsu CEMEA&Iが発行したプレスリリースの抄訳です。)
インドでのHPCビジネス拡大に向け、インドに「Fujitsu HPC Competency Center」を開設
[ニュー・デリー発、9月4日] 富士通は、デリーで開催のプライベートイベント「Fujitsu World Tour 2014」にて、インドのHPC(High-Performance Computing)市場におけるビジネス拡大の戦略について発表しました。それに向け、カスタマーサービス向上、商談対応、パートナーシップの構築、および社員教育への投資を計画するとともに、バンガロールに「Fujitsu HPC Competency Center」を2014年11月に開設します。これはインドにおいてICTベンダーが開設する初の施設であり、富士通にとっては世界で第5番目のセンターとなります。
インドでは、高度な医薬品開発、石油探索のための地震工学、自動車設計、ものづくり、航空工学、先端的な理論の数学モデリング、化学および物理工学の構築、高精度な天気予報、そして行政の需要といった領域などでHPC需要が成長すると富士通は予測しています。
「Fujitsu HPC Competency Center」の開設は、グローバルにおけるHPC市場を拡大するという富士通のビジョンの一部であり、インド市場における成長目標に沿ったものです。同センターでは、インドの科学者やエンジニアが、高帯域で低遅延のネットワークと高度な計算能力を必要とするアプリケーションを駆使して、複雑な科学や工学、ビジネスの問題を解決するために、HPCのパワーを活用することができます。同センター設立により富士通は、HPCインフラを保有しない、あるいはHPCを活用するための高度な専門知識を備えていないインドの科学および技術コミュニティ、民間および公的機関が、HPCインフラにアクセスすることを可能にします。
富士通が「Fujitsu HPC Competency Center」に構築するシステムは、合計750コアのCPU、ストレージおよびInfiniBandネットワークを備えた高性能PCクラスタです。さらに、HPC領域において高度な能力を有する技術者によるサポートも提供可能です。また、高性能PCクラスタは、その高い信頼性を実績とした富士通のPRIMERGYサーバによって実現されています。
富士通は、「Fujitsu HPC Competency Center」の開設をきっかけに、インドにおけるHPC市場の活性化を図り、ビジネス成長戦略を加速させていきます。
以上
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