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PRESS RELEASE

2014年8月14日
富士通株式会社

現場の意思決定を促進するビッグデータ分析ソリューションを強化

ビッグデータ利活用ソリューションにデータビジュアライゼーション製品「QlikView」を統合

当社は、当社のビッグデータ利活用ソリューション「FUJITSU Business Application Operational Data Management & Analytics(フジツウ ビジネス アプリケーション オペレーショナル データマネジメント アンド アナリティクス)」(以下、Operational Data Management & Analytics)の提供するデータ分析モデルに、データビジュアライゼーション製品のトップシェアベンダーであるQlik Technologies Inc.(本社:米国ペンシルバニア州ラドナー、CEO:ラース・ビョーク)製のBI(ビジネスインテリジェンス)ツール「QlikView(クリックビュー)」を統合し、8月14日より販売開始します。

「QlikView」は、直感的に操作できるインターフェースにより、特別なICTスキルを持たなくても、簡単な操作でビッグデータの分析や可視化を行うことができ、営業部門やマーケティング部門などの業務部門の現場担当者が自らデータを分析し、そこからビジネス上の気づきを得て、意思決定に活用することを強力に支援します。

また、当社は、「QlikView」の導入、操作、活用を支援する教育サービスを提供するほか、「QlikView」製品の単体販売も開始いたします。

当社は、これらにより、ビッグデータを活用した業務部門での意思決定の迅速化を実現し、現物のデータに基づいた経営の高度化を図ります。

図.「QlikView」による分析結果の表示イメージ(左は売上分析、右はデシル分析)
図.「QlikView」による分析結果の表示イメージ(左は売上分析、右はデシル分析)
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背景

ビッグデータの活用は、これまでICT部門やデータサイエンティストなどの分析のプロによるものが中心でしたが、昨今では売上や商品戦略に直結する部門での素早い意思決定を促進するためのデータ利活用ニーズが高まっています。そのため、特別なICTスキルがなくても、営業部門やマーケティング部門の担当者などがデータ分析を容易に行えるユーザビリティが重要となっています。

このニーズに対応するため、今回、当社が2014年5月13日に発表したビッグデータ利活用ソリューション「Operational Data Management & Analytics」に、データビジュアライゼーション製品のトップシェアベンダーであるQlik Technologies Inc.製の分析・可視化製品「QlikView」を統合し、当社のビッグデータの利活用のノウハウとともに提供します。

今回の強化ポイント

  1. 「Operational Data Management & Analytics」に「QlikView」を統合
    1. 簡単な操作で多角的な分析が可能

      利用者は、店舗ごとの売上や商品ごとの売上といった様々な業務視点による多角的な分析を、直感的な操作により行えます。また、地図上への表示や各種グラフを組み合わせ、分かりやすく可視化することが可能です。

    2. 導入と同時にすぐに利用可能

      「Operational Data Management & Analytics」に、「QlikView」へ表示するためのデータ変換、分析処理までを統合したことにより、導入と同時にすぐに利用できる環境で提供します。

  2. 現場部門での利用を加速する実践的な教育サービスの提供

    「QlikView」の操作方法などの導入教育から、より高度な分析・可視化をするための活用支援まで、幅広い教育メニューを提供します。セミナー形式の集合教育から個別のオンサイト教育まで、様々な形態を用意しています。

エンドースメント

Qlik Technologies Inc.はこのたび、「FUJITSU Big Data Initiative」の一環として、富士通とパートナーシップを組めたことを非常に嬉しく思います。Qlik Technologies Inc.が提供し、日本国内でも多くのお客様にお使いいただいている「QlikView」と、富士通が提供するビッグデータに関するノウハウや革新的なソリューションとを組み合わせることで得られるシナジー効果は絶大です。両社の協業で提供できる「Operational Data Management & Analytics」は、日本のみならず世界各国の企業の意思決定を強力に支援できると信じています。お客様には、「QlikView」と「Operational Data Management & Analytics」の組み合わせで、意思決定をより迅速かつ正確なものにしていただき、競争力強化に繋げていただければ幸いです。

フィリップ・ベニアック(Phillip Beniac)
Qlik Technologies Inc. アジア地区担当副社長

販売価格、および提供時期

販売価格、および提供時期
製品名 販売価格(税別) 提供時期
「QlikView」を統合させた「Operational Data Management & Analytics」 2,000万円から 2014年3Qから順次
「QlikView」単体 最小構成(サーバライセンスおよびクライアントアクセスライセンス×5):初年度サポート込み約300万円から 2014年8月14日より
教育サービス QlikView導入教育:12万6,000円から
QlikView活用支援:個別見積もり
2014年9月より

販売目標

2015年度までに300社に導入。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。