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PRESS RELEASE （パソコン）

2014年5月14日
富士通株式会社

企業向けタブレット、シンクライアントなど10機種を販売開始

製品の主な特長

1. 小型手のひら静脈認証センサー搭載タブレット「ARROWS Tab Q704/PV」

   最新OS、Windows 8.1 Pro、最新の第4世代「インテル® Core™ i5 プロセッサー」を搭載した12.5型ワイド液晶のタブレットです。当社独自技術による手のひら静脈認証センサーの小型化によって、タブレットに同センサーを内蔵し、素早く高精度な個人認証で不正使用を防止します。また、リモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE 3G/LTE」にも対応し、より安心・安全なモバイル運用を実現します。これらのセキュリティ機能の高さが評価され、本製品は「MCPC award 2014」において優秀プロダクト賞を受賞（注3）しました。

   さらに、カスタムメイドで選択可能なターボモード拡張クレードルに接続することで、省電力なノーマルモードから、CPUのフル駆動によってハイパフォーマンスを発揮するターボモードへと自動で切り替わります。また、拡張クレードルを使うことにより大画面モニターやキーボードなどの周辺機器に接続することができるので、資料作成なども快適に行うことができます。

   
   「ARROWS Tab Q704/PV」

2. 企業向けシンクライアント「FUTRO」のラインナップを一新、新たにゼロクライアント端末の販売を開始

   新デザインのデスクトップ型シンクライアント「FUTRO S720」とモバイルノート型シンクライアント「FUTRO ME734」、A4ノート型シンクライアント「FUTRO MA574」を新規提供するとともに、当社では初めて、OSもCPUもストレージも持たないデスクトップ型ゼロクライアント「FUTRO L420」を国内で販売開始します。ゼロクライアント端末は、簡単な仮想環境へのアクセスや端末側に一切データを保存しないなどの、セキュリティ性やメンテナンス性の高さが特長です。

   また、今回新たにシンクライアント端末では、統合運用管理ソフトウェア「FUJITSU Software Systemwalker Desktop Patrol（フジツウ ソフトウエア システムウォーカー デスクトップ パトロール）」をプレインストール（注4）し、シンクライアント端末と周辺機器のICT資産全体を、セキュリティ管理と資産管理の両面で簡単に一元管理することが可能になりました。

   様々な目的や業務に合わせて選べる当社の仮想化ソリューションと端末の利用によって、端末側にはデータを残さずにデスクトップ環境を仮想化し、端末管理の負担軽減やモバイル活用の向上、セキュリティの強化を実現します。

   なお、2014年3月に学校法人東京電機大学（所在地：東京都足立区、学長：古田 勝久）様において、ゼロクライアント「FUTRO L420」350台を先行導入いただき、事務用端末として各キャンパスで展開しています。

   
   「FUTRO L420」

   
   「FUTRO ME734」

   
   

   
   「FUTRO MA574」

   
   「FUTRO S720」

   
   
3. 企業向けデスクトップパソコン「ESPRIMO」、PCワークステーション「CELSIUS」のラインナップを拡充

   今回、「ESPRIMO」のラインナップに3モデルを追加しました。ウルトラスモールモデル「ESPRIMO Q520/J」は、最新OS、Windows 8.1 Proを搭載し、省スペース性に優れたスモール筐体ながら、カスタムメイドで光学ドライブを搭載可能です。さらに、カスタムメイドで選択可能なモニターマウントキットやオプション品のディスプレイアームと組み合わせることで、従来のパソコン本体やディスプレイスタンドを設置するスペースが不要になり、卓上のスペースをより広く確保することができます。そのほか、最新の第4世代「インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー」を搭載したハイエンドモデル「ESPRIMO D753/J」、および多機能モデル「ESPRIMO D583/J」もラインナップに追加しました。

   また、「CELSIUS」にも、最新の「インテル® Xeon® プロセッサーE3-1200v3 製品ファミリー」をカスタムメイドで搭載可能なミニタワー型PCワークステーション「CELSIUS W530」、およびコンパクト型PCワークステーション「CELSIUS J530」を追加し、お客様の業務をより快適にサポートします。

   
   「ESPRIMO Q520/J」

   
   モニターマウントキット搭載時

   
   ディスプレイアーム搭載時

   
   

販売価格、および提供開始時期

販売価格、および提供開始時期

製品名	希望小売価格（税別）	提供開始時期
FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q704/PV	206,300円～	7月上旬
FUJITSU Zero and Thin Client FUTRO L420	44,800円～	提供済み
FUJITSU Zero and Thin Client FUTRO S720	59,600円～	7月下旬
FUJITSU Zero and Thin Client FUTRO MA574	99,500円～	7月下旬
FUJITSU Zero and Thin Client FUTRO ME734	122,100円～	7月下旬
FUJITSU PC ESPRIMO Q520/J	123,900円～	6月中旬
FUJITSU PC ESPRIMO D753/J	170,900円～	5月下旬
FUJITSU PC ESPRIMO D583/J	138,000円～	5月下旬
FUJITSU Workstation CELSIUS W530	188,400円～	5月下旬
FUJITSU Workstation CELSIUS J530	188,400円～	6月上旬

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注1 データ消去：

「CLEARSURE 3G/LTE」における「データ消去」機能とは、暗号化機能付HDD/フラッシュメモリディスクにおいて、暗号化されたデータを復号するための暗号鍵を消去することにより、当該HDD/フラッシュメモリディスクに保存されたデータを復元できなくするものです。当該「データ消去」機能は、当該 HDD/フラッシュメモリディスク上の暗号化されたデータを消去するものではありません。本機能はカスタムメイドで暗号化機能付フラッシュメモリディスクを選択した場合のみ利用できます。

注2 「CLEARSURE 3G/LTE」にも対応：

「CLEARSURE 3G/LTE」のご利用には、「MobileSUITE 端末管理 CLEARSURE 3G/LTEサービス」の契約、およびSMSが利用できる回線契約が必要です。

注3 「MCPC award 2014」において優秀プロダクト賞を受賞：

モバイルコンピューティング推進コンソーシアム（MCPC）事務局が毎年開催し、モバイルシステムの導入により「業務効率化」、「業績向上」、「顧客満足度向上」、「社会貢献の推進」、「先進的なモバイル活用」などの成果を上げた事例を顕彰する「MCPC award 2014」にて、小型手のひら静脈認証センサーを搭載し、「CLEARSURE 3G/LTE」にも対応している「ARROWS Tab Q704/PV」が、セキュリティ機能の高さを評価され優秀プロダクト賞を受賞しました。（「MCPC award 2014」選定結果）

注4 「FUJITSU Software Systemwalker Desktop Patrol」をプレインストール：

「FUTRO S720」、「FUTRO MA574」、「FUTRO ME734」が、シンクライアント端末を一元管理するミドルウェア「FUJITSU Software Systemwalker Desktop Patrol」をプレインストールしています。なお、「FUJITSU Software Systemwalker Desktop Patrol」のご利用には、「Systemwalker Desktop Patrol」の管理機能を提供する「Systemwalker Desktop Patrol CS(CorporateServer)」を別途用意する必要があります。

関連リンク

• 製品情報サイト「FMWORLD.NET」（法人のお客様向け）
• リモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE」
• 統合運用管理ソフトウェア「FUJITSU Software Systemwalker Desktop Patrol」
• 富士通のWindows XP サポート終了対策

拡大画像

•  ARROWS Tab Q704/PV（491KB）
•  FUTRO L420（288KB）
•  FUTRO ME734（72.8KB）
•  FUTRO MA574（67.5KB）
•  FUTRO S720（374KB）
•  ESPRIMO Q520/J（433KB）

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