PRESS RELEASE
2014年4月4日
富士通株式会社
「Fujitsu Technology and Service Vision 2014」を策定
イノベーションへの新たなアプローチとして「ヒューマンセントリック・イノベーション」を提案
当社はこのほど、ICTがどのようにビジネスと社会のイノベーションに貢献するのかについての考えをまとめた「Fujitsu Technology and Service Vision」の2014年版を策定し、4月4日に発行します。
2014年版では、イノベーションへのアプローチとして、「人・情報・インフラ」の三つの経営資源を融合することによって新たな価値を創出していく「ヒューマンセントリック・イノベーション」を新たに提案しています。
当社では、2013年4月に「Fujitsu Technology and Service Vision」を発表し、ビジョンである「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」の実現を軸に、イノベーションのシナリオ、それを実現する技術・商品のコンセプト、ならびに対応する商品群を体系化しました。今回、最新のICT動向ならびに当社のチャレンジの現状などを織り込み、「Fujitsu Technology and Service Vision 2014」として発行いたしました。
「Fujitsu Technology and Service Vision 2014」のキーとなるメッセージは以下の通りです。
- 「ハイパーコネクテッド・ワールド」
あらゆるものがネットワークでつながる「ハイパーコネクテッド・ワールド」が出現しつつあります。そこでは、人々が境界線を越えて協働し、「人」がいかにICTを使って価値を生み出すかが成長のための重要な原動力となります。
- 「ヒューマンセントリック・イノベーション」
この新たな世界でイノベーションを生み出していくアプローチとして、当社は「ヒューマンセントリック・イノベーション」を新たに提案し、お客様のイノベーション実現を支援します。「人・情報・インフラ」という三つの経営資源を融合させるソリューションやサービスを通じてビジネス・社会の価値を創出していきます。
- 人:ICTの力をテコに、どのように人をつないで力づけるのか(ヒューマン・エンパワーメント)
- 情報:どのように情報から知を創造するのか(クリエイティブ・インテリジェンス)
- インフラ:どのようにICTと多様なモノをつなげて価値を創造するビジネス・社会の基盤を整備するのか(コネクテッド・インフラストラクチャー)
ヒューマンセントリック・イノベーション - 「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」
当社は、エコシステムを活用してお客様とイノベーションを共創します。これを通じて、より安全で、豊かな、持続可能な社会 「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」の実現に取り組みます。
当社は「Fujitsu Technology and Service Vision」を、研究開発、商品展開、そしてお客様とのコミュニケーションなど企業活動の起点と位置づけ、今後も本ビジョンに沿って、イノベーション実現を支援する商品・サービスを提供していきます。
「Fujitsu Technology and Service Vision 2014」の内容
第1章 新たな未来の到来
- あらゆるものがつながる「ハイパーコネクテッド・ワールド」が出現
- その原動力となるのが次世代のインターネットといわれるInternet of Things(IoT)
- 情報を軸にして業種横断の連携、融合が進展
- 富士通のビジョン:ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ
第2章 イノベーションへの新たなアプローチ
- 新たな時代においてイノベーションを生み出すための重要な要素は、人・情報・インフラの三つの経営資源
第3章 お客様のために富士通ができること
- 富士通は、お客様のイノベーション・パートナー
- 人・情報・インフラを融合させるソリューションやサービスを通じてビジネス・社会の価値を実現していく、「ヒューマンセントリック・イノベーション」を推進
- 「ヒューマンセントリック・イノベーション」の範囲は、分野や業種の壁を越えて、より大きなエコシステムに拡大。富士通はこのエコシステムを活用してお客様と価値を共創し、ビジョンを具現化。
- これらを実現するためのテクノロジーとサービスの企画・開発を進め、体系化された商品群として提供
「ヒューマンセントリック・イノベーション」を実現するためのテクノロジーとサービス
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以上
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