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PRESS RELEASE (サーバ)

2014年4月25日
富士通株式会社

組込分野、OEM分野向け、サーバ製品のカスタマイズ型ビジネスを強化

PCサーバ「PRIMERGY」における200種類のカスタマイズ項目を新たにメニュー化

当社は、今後さらなる拡大が見込まれる組込分野(注1)、OEM分野(注2)向けに、サーバ製品のカスタマイズ型ビジネスを強化します。今回、PCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY (フジツウ サーバ プライマジー)」(以下、「PRIMERGY」)において、カスタマイズ事項を200種類の項目にメニュー化するとともに、お客様ニーズのパターン別型決めモデルを用意しました。

これにより、ICTベンダーのお客様のニーズに合わせたカスタマイズ項目の選定が容易になり、お客様自身で設計、開発、製造する場合に比べて、今まで以上に迅速かつ低コストでのビジネス展開が可能となります。

背景

当社は従来からメインフレームをはじめとするサーバおよびその周辺機器、通信機器などの組込・OEMビジネスをグローバルに展開しており、現在、製造業、流通業をはじめとした様々な現場で、当社のプロダクト製品が組み込まれた設備機器、試験機器などが稼働しています。また、2011年5月に、組込分野、OEM分野のビジネスを強化するために、組込・OEMビジネス事業部を設立し、お客様のニーズに対応したプロダクト製品のカスタマイズ提供を推進し、数多くの実績を上げてきました。今回、これらの実績とノウハウに基づき、多様なカスタマイズ事項を整理し、お客様に容易に選定いただけるよう、メニュー化しました。

組込分野、OEM分野向けカスタマイズの概要

  1. 要件に対応した200種類のカスタマイズ項目をメニュー化

    当社PCサーバ「PRIMERGY」において、サーバ本体・オプション・添付ソフトのロゴ変更や添付品構成の変更などの200種類のカスタマイズ項目をメニュー化しました。これにより、筐体の外観、運用環境のほか、海外に提供する場合、現地の規格表示への変更など、多岐にわたる要望に対応します。

    カスタマイズの例

  2. パターン別型決めモデルによる容易なカスタマイズ項目の選定

    今回メニュー化した200種類のカスタマイズ項目の中から、特にお客様ニーズの高い項目を簡易ブランド変更、アプライアンス、キッティングの3種類にパターン化しました。これにより、お客様は目的別に一括してカスタマイズ項目を設定することができ、製品への迅速な反映を実現します。

    カスタマイズ項目の選定
    カスタマイズパターン 説明 主なカスタマイズ項目
    簡易ブランド変更 お客様ブランドでサーバを提供するお客様向けパターンです 筐体ロゴの変更、BIOSロゴ変更、梱包箱ブランド変更
    アプライアンス お客様にて特定用途サーバを開発、提供するパターンです 構成オプション部材集約、マスター展開
    キッティング お客様キッティング作業を代行するパターンです BIOS設定、OSインストール、アプリインストール、添付品追加および削除、個別ラベル貼付

提供価格

本カスタマイズ対応の価格は全て個別の見積もりとなります。

今後の展望

今後、お客様のニーズに合わせて、カスタマイズ項目のメニュー化を、他のプロダクト製品にも展開します。また、お客様の性能検証作業を代行するエンジニアリングサービスやトラブル切り分けを支援する技術問合せ窓口などのサポートメニューを提供予定です。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 組込分野:
当社プロダクト製品と、お客様のハードウェア、ソフトウェア、サービスなどを組み合わせて、付加価値をつけてお客様が販売するビジネスモデル
注2 OEM分野:
当社プロダクト製品を、お客様のブランドで販売するビジネスモデル

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。