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PRESS RELEASE (導入事例)

2014年3月28日
富士通株式会社

ミツカングループ様、情報系システムのインフラに「SPARC M10」を採用

経営情報の処理時間を最大12分の1に短縮、業務の効率化を支援

当社は、このたび、ミツカングループ(以下、ミツカン)様の業績など経営情報を分析・整理する情報系システムのインフラに、UNIXサーバ「SPARC M10(スパーク エムテン)」を導入し、本稼働させました。

本システムは、「SPARC M10」とM10に組み合わせたフラッシュカード(注1)、ディスクストレージ「FUJITSU Storage ETERNUS DX 100 S3(フジツウ ストレージ エターナス ディーエックス ヒャク エススリー、以下、ETERNUS DX 100 S3)」により、イニシャルコストを抑えつつ速いレスポンス性能を実現しています。それにより従来のハードウェアと比較し検索時間は最大12分の1となり、データの検索処理時間が大幅に改善され、思考をとめることなく効率的に業務のスピードアップと質の向上が図れるようになりました。また、検索範囲期間が長い大量のデータ分析の対応が可能となりました。

当社は今後とも、本システムを通じてミツカン様のICTをトータルで支援していきます。

[関連リンク] 「SPARC M10」紹介サイト

背景

ミツカンの商品

ミツカン様は、2014年1月に発表した新中期経営計画において「Mizkan Global Synergy Strategy」をキーワードに、日本+アジア、北米、欧州の3つのエリアでのビジネス展開を掲げるなど、グループの成長を目指されています。

ミツカン様では、経営管理部門や営業部門が日々、国内売上、利益など定量的な業績・情報を、システムで管理・分析し、経営戦略や営業戦略の立案に活用しています。近年、データ量の増加に伴いレスポンスが低下しており、将来の拡張性を見据えサーバ更新を実施することとなりました。

システムの概要

情報系システムは、基幹システムの販売実績データと連携しミツカンの国内売上、利益など定量的な業績情報を収集し、一元管理しているシステムです。営業600名に加えて、経営管理部門なども含め合計で約1,000名が利用しており、営業は、毎日、商品・顧客・組織の3つの軸で売上などの業績情報を確認しています。

2008年のハードウェア導入以降のデータ量の増加、多様な分析手法によるレスポンス低下を改善するために、本システムでは、「SPARC M10」とM10に組み合わせたフラッシュカード、「ETERNUS DX 100 S3」により、コストを抑えて性能の最大化を図りました。それにより、検索時間は最大12分の1まで短縮しレスポンスが改善されました。

情報系システムインフラ概要図
情報系システムインフラ概要図

システムの検索性が大幅に向上したことで、例えば営業情報の検索時間が6秒から0.5秒になることで、毎日の営業による情報確認もスピーディーにでき、迅速に次のアクションに移ることが可能となります。また、検索範囲期間が長い大量データの検索結果が即座に出たり、各種バッチ処理を高速に実行することにより効率的に業務を行うことができます。さらには、性能改善により多様なデータ分析など新たな切り口での情報活用が可能となりました。

当社は今後とも、本システムを通じてミツカン様のICTをトータルで支援していきます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 フラッシュカード:
LSIロジック社製。LSI Nytro WarpDrive BLP4-1600。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。