このページの本文へ移動
  1. ホーム >
  2. プレスリリース >
  3. クラウド型基幹系業務アプリケーション「glovia OM」の新バージョンを販売開始

PRESS RELEASE

2013年12月3日
富士通株式会社
グロービア インターナショナル インコーポレイテッド

クラウド型基幹系業務アプリケーション「glovia OM」の新バージョンを販売開始

製造業・流通業向けに、お客様の保守業務を支援する新機能「フィールドサービス」を追加

富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)とグロービア インターナショナル インコーポレイテッド(本社:米国カリフォルニア州エルセグンド、CEO:小野 恊、以下、GII)は、販売・在庫・購買・生産管理などをクラウド上で実現する基幹業務アプリケーション「FUJITSU Enterprise Application glovia OM(以下、glovia OM)」の最新バージョン「glovia OM V8.0」を本日より販売開始します。

本アプリケーションは、CRM市場でトップシェアを誇る米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都港区、代表取締役社長:宇陀 栄次、以下 セールスフォース・ドットコム)が提供するクラウド基盤「Salesforce Platform」上で動作する「glovia OM」に、お客様の保守業務を支援する「フィールドサービス機能」を追加し、新たに提供するものです。

本アプリケーションにより、短期間・低コストで保守業務の情報基盤構築を実現し、案件受付、要員手配、見積作成、費用請求などの保守業務をトータルにサポートします。また、顧客・商品・在庫といった基幹業務と連携させることで、一貫した情報管理が実現できます。

[関連リンク] glovia OM紹介サイト

背景

近年、ビジネス環境の変化にスピーディーに対応できるクラウドサービスのニーズが高まってきています。このため、富士通およびGIIは、短期間かつ低コストでお客様のニーズに合った情報基盤を実現するクラウド型基幹系業務アプリケーション「glovia OM」を2008年から提供しています。

「glovia OM」の概要図
「glovia OM」の概要図

富士通とGIIは、「glovia OM」のさらなる機能強化を図るため、このたび、製品販売後に製品所在地に出向いて製品サポートを行う製造業・流通業のお客様向けに、保守業務を支援する新機能「フィールドサービス」を追加したアプリケーションの提供を開始します。新機能は、案件受付、要員手配など、保守サービス内容の計画立案と事前見積、作業実績に基づく費用請求、保守パーツ(部品)の持出しや返却管理など一連の保守業務を強力にサポートします。

お客様は本サービスにより、保守案件受付から保守サポートまでのやり取りを一貫して管理できる情報基盤を短期・低コストで構築することができます。また、「glovia OM」が従来提供している基幹業務機能を活用して、納入した機器の管理、サービスに使用する消耗品やパーツに対する在庫管理や購買・生産手配を行うことが可能です。さらに、モバイルアプリ開発プラットフォームである「Salesforce1」により、スマートデバイスから本サービスの作業確認や実績登録も可能になるため、指示や実績登録の効率化、および作業ミスや対応の遅れを防ぎ、アフターサービスの品質向上を実現します。

新機能「フィールドサービス」の特長

  1. 保守業務をトータルでサポート

    本サービスにより、保守業務の案件受付から請求までをトータルに管理できます。

    管理者は、保守業務計画、サービスエンジニアの要員計画、保守費用の見積作成などをシームレスに行えます。一方、保守を行うサービスエンジニアは、実際の作業に基づいて、作業時間・交換部品の使用実績・経費などを入力し、管理者への作業報告を行うことが可能です。保守サービス提供後には、作業実績に基づいて請求書を作成することができます。

  2. 保守業務の効率化を実現する機能

    本サービスは、複数のサービスエンジニアの予定をカレンダー上で確認しながら新たな予定を追加できるカレンダー機能、頻繁に行う保守作業に対し、作業項目、使用するパーツ、経費をあらかじめ登録しておくことで入力の手間を省けるテンプレート機能や、サービスエンジニアが現場に持ち出すパーツの数量を把握できる手持ち在庫管理機能など、サービスエンジニアのスムーズな業務推進と行き届いた業務管理を実現します。

  3. 「Salesforce Platform」の強みを活かした業務基盤を実現

    保守業務で蓄積された情報は、セールスフォース・ドットコムのクラウド基盤「Salesforce Platform」を活用して、簡易かつスピーディーにビジュアル化し、交換パーツ使用数の推移や、機器別の故障発生頻度などをレポート表示でき、経営分析に活用できます。

    また、モバイルアプリ開発プラットフォームである「Salesforce1」を活用することで、スマートデバイスから本サービスを活用することができ、サービスエンジニアが保守現場にてスマートデバイスからマニュアルをダウンロードしたり、スマートデバイスから故障状況の報告入力や他のアプリへの自在なアクセスを実現することで、現場にいながらあらゆる情報共有が可能になります。

「glovia OM」のサービス体系
「glovia OM」のサービス体系

株式会社セールスフォース・ドットコム 専務執行役員 アライアンス本部長 保科 実 様のコメント

このたび、富士通様のエンタープライズアプリケーションの取り組みを支援できることを大変嬉しく思っております。富士通様のERPソリューションを、「Salesforce Platform」上で提供することにより、保守サービス業務を短期かつ低コストで立ち上げ、業務の効率化とサービスレベル向上に貢献できると信じています。

今後は富士通様の基幹系業務アプリケーション「glovia OM」と「Sales Cloud」並びに「Service Cloud」を、弊社のプラットフォーム上でシームレスにつながる「統合クラウドソリューション」として、積極的にお客様にご提案させて頂きます。

富士通は、2003年からセールスフォース・ドットコムと協業しており、クラウド・コンピューティング導入におけるコンサルティングとシステムインテグレーションを提供しています。今後もセールスフォース・ドットコムとの連携を強化し、グローバル展開やサービスの強化を図り、お客様の新ビジネスの立ち上げや、海外展開、製品・サービスの付加価値向上などに貢献していきます。

販売価格、および販売時期

販売価格、および販売時期
製品名 販売価格(税込) 販売時期
glovia OM 月額7,500円(1ユーザーあたり) 即日

販売目標

今後2年間で3万ライセンス。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。