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各位

2013年11月28日

会社名富士通株式会社
代表者名代表取締役社長山本 正已
(コード番号 6702 東証第一部)
問合せ先広報IR室長山守 勇
電話番号03-6252-2175

米国連結子会社の清算に関するお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、下記のとおり、当社の米国連結子会社であるFujitsu Management Services of America, Inc. の清算を行うことを決議しました。同社の清算決定に伴い清算損益を計上しますのでお知らせします。

  1. 概要

    米国連結子会社Fujitsu Management Services of America, Inc.(以下、FMSA)については、持株会社として、配下で営んできた構内交換機の製造・販売やコンピュータ周辺機の販売などを1990年代以降に終息させ、2009年にHDD(ハードディスクドライブ)事業を譲渡した結果、ハードウェア事業はスキャナ販売事業を残すのみとなりました。

    一方、北米における富士通グループのサービスビジネスはFujitsu America, Inc.(以下、FAI)に集約、強化してきました。

    本日、当社グループは、スキャナ事業の機動的な経営体制を整えるため、株式会社PFU(当社国内連結子会社)に、FMSA配下のスキャナ販売事業を移管することを決定しました。あわせて現在、FMSAは、FAIなどの北米グループ会社への管理部門代行サービス提供機能や金融子会社機能を有していますが、これらの機能を分離した上で、清算することを決定しました。なお、清算結了は平成27年3月を予定しています。

  2. 今後の見通し

    平成26年3月期の連結業績においては、清算損益として、過年度の連結純利益に反映されない投資に係る為替換算調整勘定を特別損失に計上し、税金費用の減少とあわせて当期純利益で約100億円の悪化影響を見込んでいます。ただし、為替換算調整勘定はすでに自己資本に算入されているため、連結自己資本は悪化しません。なお、当期純利益への当該悪化影響額については、平成25年10月31日に公表した平成26年3月期の連結業績予想の当期純利益には織り込まれています。

    平成26年3月期の個別業績においては、清算に伴う収益計上に加え、会計上損失処理済の投資減損が税務上も確定し、税金費用が減少する結果、約300億円の当期純利益を計上する見込みです。

(参考)清算する子会社の概要

(1)名称    Fujitsu Management Services of America, Inc.
(2)所在地    1250 East Arques Avenue, Sunnyvale, CA 94085-3470, USA
(3)代表者の役職・氏名    President & CEO 春木 博
(4)事業内容    当社の北米子会社に対する金融・管理部門サービスの提供
(5)資本金    487,486千米ドル
(6)設立年月日    1968年7月
(7)所有割合    富士通株式会社 100%
(8)正規従業員数    約100名

以上

本件に関するお問い合わせ

広報IR室
電話 03-6252-2175(直通)


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