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PRESS RELEASE

2013年9月3日
富士通株式会社

アプリケーション資産・運用保守プロセス診断無償キャンペーンを開始

2週間でお客様のアプリケーションを分析し、改善ポイントの可視化を実現

当社は、お客様のアプリケーション資産可視化とアプリケーション運用保守プロセスの簡易診断を無償で提供する「アプリケーション資産・運用保守プロセス診断無償キャンペーン」を、9月より、先着50社様に限定して実施します。

本キャンペーンは、当社のアプリケーション資産の可視化を行う「資産分析サービス」で提供中の4つの分析サービス(資産特性分析、稼働資産分析、類似分析、システム相関分析)のうち、資産特性分析を簡易化して実施するもので、お客様のアプリケーションを2週間で分析し、アプリケーション資産の状態を可視化するソフトウェア地図とともに、運用保守プロセス診断結果を報告します。

これにより、お客様は、複雑さが顕著なアプリケーション資産の特定と運用保守プロセスの課題が把握できるため、次期システムの要件定義や現行システムの改善、および、アプリケーション運用保守プロセスを最適な状態へ改善することができます。

また、本キャンペーンを利用いただいたお客様に限り、お客様のアプリケーションを預かり、より詳細なアプリケーション分析を毎月レポートする「アプリケーション資産お預かりサービス」を最大3カ月間無償で提供します。

本キャンペーンを通じ、当社は、お客様の最適な業務アプリケーション活用の実現に向け、お客様を継続的に支援してまいります。

企業が新たな価値創出に向け、ビジネスの変化に俊敏に対応できるICT環境を整備するためには、複雑に絡み合い肥大化したアプリケーション資産が妨げになっています。当社は、複雑化したアプリケーション資産とその運用保守コスト増大といった課題を解決するために、アプリケーション資産のモダナイゼーションを提案しています。

APMサービスの体系
APMサービスの体系

当社は、2003年にアプリケーション資産の継続的な品質改善と最適なIT投資を支援する「アプリケーションポートフォリオマネージメントサービス(以下、APMサービス)」を体系化し、提供してきました。

APMサービスでは、まず資産を可視化し、次にスリム化を図ることにより、システムを最適化していきます。

この可視化のプロセスにおいて有効な技術として、当社は、世界で初めて、お客様のアプリケーション資産の複雑さを機械的に3Dの市街地図形式で可視化するソフトウェア地図作成技術を開発しました(2012年2月29日発表済み)。また、簡単なアンケートに答えていくだけでアプリケーション運用保守プロセスの状態をITIL(注1)ベースで診断し、レーダーチャート形式で可視化する運用保守プロセス診断システムを新たに開発しました。

本キャンペーンでは、これらを活用し、ソフトウェア地図作成とアプリケーション資産・運用保守プロセスの簡易診断を、先着50社様に無償で提供します。

また、本キャンペーンを利用いただいたお客様を対象として、お客様のアプリケーションを預かり、より詳細なアプリケーション分析を毎月レポートする「アプリケーション資産お預かりサービス」(月額12万5,000円より)を最大3カ月間無償で提供します。

アプリケーション資産・運用保守プロセス診断無償キャンペーンについて

  1. キャンペーン適用条件

    以下の適用条件の下で、お客様のアプリケーション資産を預かり、アプリケーション資産・運用保守プロセス診断を行います。

    ※他社汎用機資産の提供方法、PL/I、RPG 、C言語の作業期間などについて個別に調整させていただくことがあります。

    1. 作業期間 : 資産受領後2週間程度
    2. 資産規模 : 最大3メガステップ
    3. 対象言語種別(借用資産) : COBOL85ソース(YPSを含む)、コピー、JCL、ADL、PL/I、RPG 、Java、C言語
    4. お客様からの資産提供の媒体 : CD-ROMまたはDVD
    5. お客様へのヒアリング : 1時間程度
  2. サービス概要
    1. ソフトウェア地図作成
    2. 運用保守プロセス診断
  3. アプリケーションの可視化について

    お客様のアプリケーション資産の複雑さを機械的に3Dの市街地図形式で可視化する、世界初の技術を活用し、ソフトウェア地図を作成します。肥大化度・複雑度が顕著なアプリケーション資産を直感的に把握できます。

    より詳細に資産特性分析、稼働資産分析、類似分析、システム相関分析を実施する「資産分析サービス」(1メガステップ 1,500千円より)も提供中です。

    「ソフトウェア地図」アウトプットイメージ
    「ソフトウェア地図」アウトプットイメージ

  4. 運用保守プロセス診断について

    運用保守プロセス診断では、簡単なアンケートを元にアプリケーション運用保守プロセスをITILベースで診断し、運用保守手順の状態を可視化します。トラブルの予防やサービス品質向上のための改善ポイントが特定でき、改善施策の検討に活用できます。

    本キャンペーンでの診断結果に基づき、運用保守の品質改善を継続的に行い安定したアプリケーション保守を実現する「アプリケーション保守サービス」(個別見積り)も提供中です。

    「運用保守プロセス診断」アウトプットイメージ
    「運用保守プロセス診断」アウトプットイメージ

  5. アプリケーション資産お預かりサービスの無償提供について

    本キャンペーンを利用いただいたお客様を対象として、アプリケーション資産お預かりサービスを無償で提供します。

    アプリケーション資産お預かりサービスのイメージ
    アプリケーション資産お預かりサービスのイメージ

    • 5-1. 無償提供適用条件
      1. 利用期間 : 最大3カ月
      2. 資産規模 : 最大1メガステップ
      3. アプリケーション資産・運用保守プロセス診断無償キャンペーンを実施のお客様に限り適用可能。
    • 5-2. サービス概要
      1. 既存アプリケーション資産の改修の場を提供(当社データセンターのクラウド環境)
      2. 当社の運用支援部門での実績とITILの作業体系をベースに整備された運用保守プロセス、実践手順を整備したマニュアル群、システム構成を管理する構成管理ツールの提供
      3. 分析レポート(月次):
        ソフトウェア地図で把握したアプリケーションの状態をより詳細に分析する資産特性分析レポート、稼働資産分析レポート、類似分析レポート、システム相関分析レポートなどが含まれており、次期システムの要件定義や現行システムの改善の検討に活用できます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 ITIL:
Information Technology Infrastructure Libraryの略で、 ITサービスマネジメントのグッドプラクティス(実践され良いと認められたやり方)として、英国政府機関OGC(Office of Government Commerce:商務局)がとりまとめたもの。詳細はこちらのページをご覧ください。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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