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PRESS RELEASE

2013年6月24日
富士通株式会社

ビッグデータ活用によるお客様・社会のイノベーションの加速に向け
「FUJITSU Big Data Initiative」として新たに体系化

ビッグデータイニシアティブセンター開設など、ビッグデータビジネスの取り組みを強化

当社は、お客様・社会のイノベーションの加速に向けて、お客様、協業パートナー、ベンチャー企業とともにデータを活用するビッグデータビジネスの取り組みを強化すべく、業界に先駆けて提供を続けてきたビッグデータに関する製品・サービス群を、「FUJITSU Big Data Initiative(フジツウ ビッグデータ イニシアチブ)」として新たに体系化しました。あわせて、ビッグデータ活用を支援する「ビッグデータイニシアティブセンター」を6月24日に新設します。

「FUJITSU Big Data Initiative」は、当社の最先端テクノロジーと高度なデータ分析力により、データから新たな価値を創出し、お客様と社会のイノベーションを支える取り組みです。

「ビッグデータイニシアティブセンター」は、フロントセンター要員30名を核に800名体制で、お客様、協業パートナー、ベンチャー企業向けの「データ活用価値創造支援プログラム」をそれぞれ整備し、ワンストップで支援します。

当社は今後も「FUJITSU Big Data Initiative」に基づき、ビッグデータ製品・サービスをトータルに提供していくことで、お客様と社会のイノベーションの加速に貢献します。

[関連リンク] 富士通のビッグデータ

昨今、ICTの進化はめざましく、従来の業務データに加えてセンシングデータや位置情報、つぶやきやログ情報など様々に生成されるビッグデータをリアルタイムに収集、分析、活用することにより、お客様の新たなビジネスの創出や、食・農業、交通、健康・医療など地域や分野を超えたソーシャルイノベーションでの利用を可能にするなど、ビッグデータの本格的な活用フェーズに入ってきました。

その中で、お客様ビジネスにおける競合他社との差異化や、企業や業種を超えた新たなサービスのために、いかに高度にビッグデータを分析、活用していくかが大きな課題となっています。

当社は2011年6月よりビッグデータ関連の製品・サービスを業界に先駆けて提供してまいりました。

昨今のお客様の本格的なビッグデータ活用ニーズをうけて、今回新たに「FUJITSU Big Data Initiative」として製品・サービス群を体系化するとともに、ビッグデータ活用を支援する「ビッグデータイニシアティブセンター」を開設し、お客様、協業パートナー、ベンチャー企業向けの支援プログラムをそれぞれ整備、ワンストップで支援します。

図1. 「FUJITSU Big Data Initiative」コンセプト
図1. 「FUJITSU Big Data Initiative」コンセプト

「FUJITSU Big Data Initiative」について

当社は、ビッグデータ活用によるお客様・社会のイノベーションの加速に向けて、製品・サービス群を「FUJITSU Big Data Initiative」として新たに体系化しました。お客様の課題に対応したデータ活用価値創造テーマごとに、最適な製品・サービスを体系的に提供します。

図2. 「FUJITSU Big Data Initiative」体系図
図2. 「FUJITSU Big Data Initiative」体系図

これまでの取り組みと今後の展望

当社は、アナリティクス分野において、特定の業務知識に依存せずにデータ起点の分析アプローチを実践するプロフェッショナル「キュレーター」による、お客様のイノベーティブな商品づくりや業務改革に必要となるデータ活用モデルを作成し、業務課題などの知見を発掘する「データキュレーションサービス」を2012年4月より100名体制で提供してまいりました。

また、データ利用(コンバージェンス)分野においては、位置情報にSNSなどの情報を重ね合わせ、新たな価値を創出する位置情報活用基盤「SPATIOWL」を2011年6月より業界に先駆け提供を開始、センシングデータ、オープンデータ、ソーシャルデータ、異業種間データなどのデータを流通させるマーケットプレイスを提供する外部データ連携サービス「DataPlaza」を2013年1月より提供しています。なお、当社のコンバージェンスサービスは、6月18日にMM総研より発表された「MM総研大賞2013」において、「クラウドソリューション部門」「ビッグデータソリューション分野」の「最優秀賞」を受賞しました。

ビッグデータプラットフォームでは、ビッグデータ活用を支援するビッグデータ対応PaaS「データ活用基盤サービス」を2012年10月より提供しています。また、2013年5月にはスーパーコンピュータ「京」の並列分散高速処理技術をビッグデータ分野に応用した「高性能PCクラスタシステム」でビッグデータの分析・解析の高速化に成功しています。

データ活用価値創造支援プログラムは、今回新たに提供を開始するものです。

「FUJITSU Big Data Initiative」では、上記を体系化し、今後は、これらの製品・サービスの強化に加えて、お客様のニーズに合わせてデータの活用価値創出を支援するオファリングメニューを順次整備してまいります。

「ビッグデータイニシアティブセンター」の開設について

今回、お客様・社会のイノベーションを加速するビッグデータの新たな取り組みとして、お客様のビッグデータ活用を支援する「ビッグデータイニシアティブセンター」を開設し、お客様、協業パートナー、ベンチャー企業向けの「データ活用価値創造支援プログラム」を提供します。本センターはフロントセンター要員30名を中核に、800名の体制で、お客様、協業パートナー、ベンチャー企業向けの支援をワンストップで実施します。

図3. ビッグデータイニシアティブセンターの体制
図3. ビッグデータイニシアティブセンターの体制

「データ活用価値創造支援プログラム」について

  1. お客様向け支援プログラム

    ビッグデータを活用したイノベーションの実現を検討されているお客様を支援するプログラムです。ビッグデータ活用の各種相談、仮説立案ワークショップの実施、実機を活用したデータ分析・解析の検証、お客様の要件に則したビッグデータプラットフォームの最適な選択・提案を行います。これにより、お客様のビッグデータ活用を強力に支援します。

    図4. お客様向け支援プログラムの流れ
    図4. お客様向け支援プログラムの流れ

  2. 協業パートナー向け支援プログラム

    ビッグデータを活用した新たなビジネスを協業パートナーとともに検討・創出します。具体的には、協業プランの検討、テストマーケティングの実施、共同でのサービス商品化や拡販を実施します。

  3. ベンチャー企業向け支援プログラム

    ビッグデータを活用した新たなサービスの開発を進めるベンチャー企業を募集し、ビジネス化を支援します。具体的には、ビッグデータの活用による新たなサービス案を定期的に募集し、審査します(初回8月より)。その後、サービス企画フェーズで必要となるデータ分析・解析環境を提供します(期間は2~3カ月)。

    さらに、共同でのサービス商品化支援、拡販を実施します。

施設の新設について

ビッグデータ活用に向けたお客様とのワークショップ、実証検証を行うための新たな施設を富士通トラステッド・クラウド・スクエア内に開設します。

・施設名称  :  Big Data Initiative Lab[ビッグデータイニシアティブラボ]
・開設時期  :  2013年8月初旬予定
・場所  :  東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル30階
・設備  :  セミナールーム、会議室、検証設備(サーバ・ストレージ・ビッグデータミドルウェア)

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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