PRESS RELEASE
2013年4月25日
富士通株式会社
西日本鉄道株式会社様、クラウド型のポイントシステムを稼働
富士通のValueFrontポイントサービスを提供、複数ホテルブランドでのポイントを共通化
当社は、このたび西日本鉄道株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:竹島 和幸、以下、西日本鉄道)様に、クラウド型ポイントシステム「ValueFront(バリューフロント)ポイントサービス」を提供しました。
西日本鉄道様は西鉄ホテルグループ共通で使用できるポイントサービス「西鉄ホテルグループポイントメンバーズ」を4月1日より開始し、今後も、様々なポイントサービスを展開するとともに、メンバーの利用満足度向上を図られる予定です。
導入の背景
西日本鉄道様は、西鉄ホテルグループとして、「西鉄グランドホテル」、「ソラリア西鉄ホテル」、「西鉄イン」、「花山酔」、の4ブランド18ホテル(4月1日現在)を全国に展開されています。
これまで西日本鉄道様では「ソラリア西鉄ホテル銀座」「ソラリア西鉄ホテル鹿児島」、および「西鉄イン」ブランドの計15ホテルでのみ、共通のポイントサービスを提供されており、全ホテルでポイントの蓄積・利用ができていませんでした。そこで、西日本鉄道様ではさらなる顧客サービスの向上に向けて、西鉄ホテルグループ全体の共通ポイントサービスの構築を検討されていました。
「西鉄ホテルグループポイントメンバーズ」について
こうした課題を解決するために、西日本鉄道様はクラウド型ポイントシステム「ValueFrontポイントサービス(注1)」を採用し、18ホテル共通の「西鉄ホテルグループポイントメンバーズ」を構築されました。
「ValueFrontポイントサービス」のホテル間でのポイント精算機能や共通プロモーション機能により、すべてのホテルでポイントの蓄積・利用が可能となりました。また、オリジナルのメンバーズカードだけではなく、おサイフケータイ、交通ICカード「nimoca」をメンバーズカードとして利用できるよう、ポイントシステムと既存のホテルシステムやnimocaシステムと暗号化技術を適用した通信環境下で連携し、利便性を向上させました。
今後西日本鉄道様では、ポイントカードのデータを分析できる会員分析機能を活用することで、ホテルを利用される会員様に対し効果的なアプローチを行い、会員様の満足度向上を推進される予定です。
「ValueFrontポイントサービス」の特長について
「ValueFrontポイントサービス」は、ポイントカードを発行する企業に対し、必要な機能をクラウド型で提供するサービスです。会員管理やポイント管理などの基本機能のほか、会員属性と購買行動を組み合わせた会員分析をもとに、各種施策の実施から効果測定、改善施策の検討と、プロモーションのPDCAサイクルを回すことで、一般顧客の利用促進、優良顧客の育成、さらなる会員の獲得を支援します。また、セキュリティ環境を備えた高信頼の富士通のデータセンターと、各種システムとの連携を実現し、顧客情報を厳重に管理しながら、ポイントシステム機能を提供いたします。本サービスは金融機関、自治体、流通、小売など様々な業種の企業に活用いただいています。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 ValueFrontポイントサービス:
- 富士通エフ・アイ・ピー株式会社 が開発したクラウドサービスです。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
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