PRESS RELEASE (環境)
2013年4月11日
富士通株式会社
新たな環境行動計画を通じてお客様と社会に貢献
「第7期富士通グループ環境行動計画」を策定
このたび富士通グループは、2013年度から2015年度の環境目標を「第7期富士通グループ環境行動計画」として策定し取り組みを開始します。
本計画では、ICTの利活用をさらに社会全体に押し進めていくことで、お客様や社会の環境課題解決への貢献を拡大していきます。ソリューション・サービスによりお客様や社会の温室効果ガス排出量を累計2,600万トン以上削減、製品については新製品の50%以上をエネルギー効率トップレベルに引き上げるとともに、資源効率を2011年度比で20%以上向上します。また、富士通グループの事業活動における環境配慮を進め、工場や事業所における一層の省エネやデータセンターの環境パフォーマンスを向上することで、温室効果ガス排出量を1990年度比20%以上削減し、コストダウンにもつなげます。
富士通グループは、お客様やパートナー、お取引先とのグローバルなバリューチェーンでリーダーシップを発揮し積極的に協働していくことで、企業理念である持続可能で豊かな社会の実現を目指します。
動画:「富士通グループの環境経営」 代表取締役社長 山本 正已
(再生時間: 3分49秒 / 音声あり)
世界は人口増加による、資源・エネルギー・食糧の供給問題、気候変動、自然災害の増加、生物多様性の損失など多くの社会環境課題に直面しており、企業は積極的にこれらの課題解決に取り組むことを期待されています。
当社はFUJITSU Wayの企業指針に「社会に貢献し地球環境を守ります」と掲げており、地球の持続可能性への貢献が果たすべき社会的責任の一つと考えています。一方で、ICTは地球環境だけでなく、多くの社会課題の解決に貢献できる力があります。富士通グループはICTを通じて複雑に絡み合う社会・環境課題の解決に重要な役割を果たせると考えています。
富士通グループでは1993年より環境行動計画を策定し、継続的に環境負荷低減に取り組んでいます。2010年度から2012年度にかけての「第6期富士通グループ環境行動計画」では、グリーンICTの提供でお客様や社会のCO2排出量を累計1,500万トン以上削減、事業所における温室効果ガス総排出量を1990年度比6パーセント削減するなど、すべての目標を達成しました。
このたび、上記の考えと実績を踏まえ、「第7期富士通グループ環境行動計画」を策定し取り組みを開始します。
第7期富士通グループ環境行動計画の特徴
- ICTの活用で、資源やエネルギーをより効率的に使える社会の実現に貢献します。
- お客様や社会の温室効果ガス排出量を累計2,600万トン以上削減に貢献するソリューションの提供
- 製品のエネルギー効率および資源効率の追求、革新的なテクノロジーの創出
- 自らの事業活動における環境配慮をすすめ、エネルギーコストの上昇などに対応できるよう企業体質を強化します。
- 温室効果ガス排出量の1990年度比20%以上削減など事業所における環境負荷低減の継続強化
- データセンターにおいて省エネルギー化をはじめ環境パフォーマンスを向上
- 地球環境をはじめとした社会的課題の解決、持続可能な発展に向け、グローバルな視点で取り組みを強化します。
- 水資源の有効活用、お取引先と協働したグローバルなバリューチェーンでのCO2排出量削減の推進
- 生物多様性など課題解決に向けた活動や、社員の社会貢献活動への支援をグローバルに拡大
富士通株式会社 環境本部長 竹野 実 のコメント
「グループ社員が一丸となって本計画を実行することで事業活動の環境配慮を追求し、製品やサービスの提供を通じたお客様への貢献を拡大していきます。また、環境分野のイノベーションやソリューション創出を加速し、ICTの利活用を社会全体に広げ、お客様や社会の環境課題の解決に貢献していきます。」
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
添付資料
- 「第7期富士通グループ環境行動計画」について(196KB / A4・1ページ)
以上
関連リンク
- 第7期富士通グループ環境行動計画
- 「富士通グループの環境経営」 代表取締役社長 山本 正已(YouTubeへリンク)
- 記者説明会/発表会の模様:1年間限定YouTube公開ダイジェスト映像(3分47秒)
- 富士通株式会社 広報IR室 YouTube公式チャンネル
本件に関するお問い合わせ
環境本部
044-754-3413(直通)
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