PRESS RELEASE
2013年3月29日
富士通株式会社
(本資料は、Fujitsu Australia Limitedが発行したプレスリリースの抄訳です。)
オーストラリア外務貿易省様より、パスポート発行システムを受注
受注額は数百万豪ドル、8年間の運用サポートもあわせて受注
富士通は、このたび、オーストラリア外務貿易省様より、Passport Redevelopment Program (以下、PRP)の一環である、パスポート発行システムの構築と8年間の運用サポートを受注しました。受注額は、数百万オーストラリアドルとなります。
[オーストラリア、シドニー発2013年3月22日]富士通は、オーストラリア外務貿易省様から、富士通のマイクロソフト社製品を活用した構築・運用サービス実績や専門的知識を評価され、オーストラリア外務貿易省様のパスポート発行システムの構築と8年間の運用サポート契約を受注しました。
オーストラリアのパスポート発行件数は年々増加し、2015年には年間2百万件もの申し込みが見込まれており、現行システムでは処理能力の限界を迎えると予想されています。オーストラリアのパスポートセンターは、新システムの利用により、パスポートセンターとしての役割や機能を十分に満たしたサービスの提供が継続的に可能となります。今後3年かけて、現行のパスポート発行システムから新システムに移行する予定です。
PRPの一環として今回の新システムでは、パスポート申請を効率化するため、マイクロソフト社のCRMソリューションのワークフロー機能を活用し、束となった複数の申請用紙の一括スキャニング、様々な事象管理、不正申請監視、業務処理(ワークフロー)、パスポート印刷などの複数の新しいサービスを提供する予定です。全世界で親しまれているユーザーインターフェースと機能を有しているマイクロソフト社の製品を採用することで、パスポートセンターの職員やオーストラリア国民にとって使いやすいサービスの実現が可能です。
オーストラリア外務貿易省のCIO、Tuan Dao氏は次のように述べています。「私たち外務貿易省は、常にプロセスやサービスの改善に取り組んでいます。PRPによって、今のニーズにあったよりセキュアーで高機能・高品質なパスポート発行システムを提供します」
富士通オーストラリアのCEO、Mike Foster は次のように述べています。「私たちは、外務貿易省様がオーストラリア国民に対して質の高いサービスを継続的に提供するためのソリューション刷新に携わることができ光栄に思います。今回、外務貿易省様よりこの先端基盤を構築するパートナーとして富士通が選定されたことは、オーストラリアの公共分野におけるICTパートナーとしての地位を確立できたと言えるでしょう」
なお、調印式は3月22日(現地時間)にて、オーストラリアのキャンベラにおいて執り行われました。
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