PRESS RELEASE
2013年3月12日
ピップ株式会社
富士通株式会社
ピップのバックアップシステムを富士通のデータセンターで運用開始
事業継続の取り組み強化に向け、基幹システムを二重化
ピップ株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:藤本久士、以下 ピップ)は、事業継続への取り組みを強化するため、このたび、堅牢なファシリティと万全のセキュリティを備える富士通株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:山本正已、以下 富士通)の西日本リージョンデータセンターに、統合基幹システムのバックアップシステムを構築し、このたび本格運用を開始しました。
これにより、ピップは、広域自然災害や大規模障害など多様なリスクに備え、現在、関東で稼働している本番系システムが万が一停止した場合でも、西日本にあるバックアップ用システムに切り替えることで、卸売業の生命線となる物流機能を止めることなく、取引先への出荷納品対応が可能になります。
東日本大震災などの影響により、各企業では不測の事態への対応に備え、事業継続強化を図るため、バックアップシステム構築のニーズが高まっています。特に物流を生命線とする卸売業では、災害時でも物流を止めることなく、確実に取引先へ納品できることが大変重要です。
ピップは、2010年10月のピップフジモトとピップトウキョウの合併により設立された事業会社であり、合併に伴い情報システムの統合を進めてまいりました。物流システムについても、最適な物流を目指し、効率化や業務改革への取り組みを推進しています。ピップでは、医療衛生用品、ベビー用品、ヘルスケア用品、家庭用雑貨など、約11万品目以上の多様な商品を全国のドラッグストアや総合スーパー、ホームセンターなどの量販店に納品しており、事業継続の観点で、基幹システムの二重化が最重要課題となっていました。
このたび、富士通の西日本リージョンのデータセンターにバックアップシステムを構築し、二重化を行うことで、受発注や物流、売上管理などの統合基幹システムを止めることなく、取引先に商品を確実に届けることができる体制を整備しました。
ピップは今後、統合物流展開によるさらなる効率化を推進するとともに、ピップエレキバン、ピップスリムウォークなどの自社開発商品や売れ筋商品の提案を効果的に行うための営業システムの強化も行うなど、企業合併の効果を最大限発揮してまいります。
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以上
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