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PRESS RELEASE (サービス)

2013年2月4日
富士通株式会社

新OSを活用したWindows統合ICT基盤構築支援サービスの提供について

当社は、マイクロソフト社の最新OSであるWindows Server 2012、Windows 8で強化された仮想化機能やセキュリティ、新ユーザーインターフェース(注1)などを活用した新しいICTシステムの構築支援サービスを提供します。

Windows Server 2012により、運用負荷がかからない高度なプライベートクラウドの構築が可能になるとともに、オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドを組み合わせたハイブリッドクラウドも容易に実現します。また、Windows 8により、従来のシステム資産を活かしつつ、タブレット操作も可能になります。さらに両者を組み合わせることで、仮想化機能を活かし、端末のシンクライアント運用も実現します。

これにより、お客様は、容易にICTリソースの仮想・統合が可能になるとともに、常にセキュアーかつ最適なリソースでシステムを利用でき、運用負荷も低減できます。またタブレット端末を活用した新しいワークスタイルも実現します。

当社は、最新OS環境の短期間かつスムーズな導入を支援すべく、本サービスを提供することで、お客様ビジネスに貢献してまいります。

近年、システム管理、リソース活用の効率化を図る上で、サーバ集約・統合、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドなどのニーズが高まっていますが、移行にあたっては、セキュリティの確保とともに、運用負荷を削減する仕組みが不可欠です。一方、端末として、スマートデバイスの活用も拡大しており、既存のアプリケーション資産を活かした上で対応していくことが求められています。

こうしたニーズに対応する上で、Windows Server 2012、Windows 8の活用は有用であり、当社は、Windows統合ICT基盤構築支援サービスにより、最新OS環境の短期間かつスムーズな導入を支援し、お客様の競争力強化に貢献してまいります。

Windows統合ICT基盤構築サービスについて

新OSを活用したシステム構築に向けて、以下の4つのサービスを提供します。

  1. Windowsデスクトップ環境最適化支援サービス

    Windows 8へのクライアント更改を成功させるには、既存のアプリケーションへの影響確認と対策検討、更改の計画立案、データ移行方式の検討が重要です。

    当社では、お客様が現在使用しているアプリケーションやMicrosoft Officeなどで作成した資産を安心して継続利用できるよう、OS・アプリケーション・データの単純移行から最新の仮想化技術(注2)の利用も含め、Windows8デスクトップ環境の導入計画の立案、設計、構築、運用まで、トータルに支援します。これにより、Windows Server 2012を組み合わせることで、端末のシンクライアント運用も実現します。

  2. Windowsプライベートクラウド構築支援サービス

    プライベートクラウドを構築する上で、ICTリソースの仮想・統合とあわせて、運用管理負荷を削減するシステム管理の自動化・省力化の仕組みが重要です。

    当社は、これまでの多くのお客様システムを構築してきたノウハウ、当社独自のプライベートクラウド統合製品である「Cloud Ready Blocks」をはじめとしたクラウド構築ノウハウにより、お客様のICTリソース統合を支援します。

  3. Windowsハイブリッドクラウド構築支援サービス

    ICTリソースの柔軟な活用を考える上で、オンプレミスシステムやプライベートクラウド、パブリッククラウドを組み合わせたハイブリッドクラウド化も有用であり、そのためには、高性能、高信頼、高セキュアーなシステム間連携による統合認証とデータ統合の仕組みが必要です。

    当社は、AD FS(注3)によるWindowsシステムの統合認証など、お客様に最適なハイブリッドクラウド環境の構築を支援します。

  4. Windowsストアアプリ開発支援サービス

    スマートデバイスを活用した時間と場所にとらわれないワークスタイルを実現するためには、タブレットユースに適した「Windowsストアアプリ」(注4)の活用が重要です。

    Windows 8は、従来のデスクトップの使い勝手を維持したまま、タブレット操作や情報ポータビリティの向上をもたらす新しいWindows UIを搭載しています。この新しいインターフェースのパフォーマンスを最大限引き出すためにデザインされた「Windowsストアアプリ」を導入することで、タブレットデバイスを法人システム環境に円滑に導入できます。

    当社は、お客様の業務アプリ要件を具現化するために、最新テクノロジーを活用してより利用価値の高い「Windowsストアアプリ」の開発を支援します。

商標について

記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 新ユーザーインターフェース:
Windows 8では、従来型のマウスやキーボード操作を中心としたユーザーインターフェース(UI)の操作性を踏襲しつつ、タブレット端末でのタッチ操作に最適化したUIを新たに提供。
注2 最新の仮想化技術:
デスクトップ環境向けの仮想化技術として、デスクトップ環境を丸ごと仮想化するデスクトップ仮想化方式と、アプリケーションを実行環境も含めカプセル化するアプリケーション仮想化の2方式が実現可能。
注3 AD FS:
AD FS(Active Directory Federation Services)は、異なる組織の相互信頼関係を定義することでシームレスなシングルサインオン(SSO)アクセスを提供し、組織間をまたがりユーザーを認証することを可能にするソリューション。Windows Server 2012 で提供されるAD FSを使用することで、外部ユーザーに対する自組織内のリソースへのアクセス制御を、既存のユーザー管理方式を維持しながら、高度な安全性をもって実現できる。
注4 Windowsストアアプリ:
Windows 8から新しく導入されたアプリケーション。タブレットに最適化され、タッチ操作を前提とする。マウスでの操作も可能。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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