PRESS RELEASE (サービス)
2013年2月4日
富士通株式会社
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
環境経営ソリューション「SLIMOFFICE Version5」を提供開始
富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)と富士通エフ・アイ・ピー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:浜野 一典、以下、FIP)は、環境経営ソリューションの新製品「SLIMOFFICE (スリムオフィス)Version5」を本日提供開始します。
「SLIMOFFICE Version5」は、国内外の拠点が使用したエネルギー使用量をはじめとする、環境活動に関わるデータを収集・分析、一元管理し、全体集計および報告書をタイムリーに作成できるクラウドサービスです。
今回新たに、データの入力方法をWeb画面入力とExcelファイルの取り込みの両方に対応し、集計・分析を可能にすることで、様々な拠点の運用をスムーズにサポートします。また、他社に先駆けて、日本語、英語、中国語の標準対応に加えて、オプションでその他の言語にも対応することで、お客様の海外拠点への展開を支援します。
「SLIMOFFICE Version5」を活用することで、円滑なデータ収集と管理、迅速な情報開示を実現し、お客様の環境経営基盤の構築を支援します。
近年、企業においては、省エネ法をはじめとした環境法規制への対処や環境負荷低減に加えて、コスト削減、環境行動計画・実績の見える化から、サステナビリティ活動への展開が必要とされています。さらに、グローバルな情報開示(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(注1)、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(注2)など)が企業評価の一つとなり、環境経営業務の重要性はますます高まっています。
富士通とFIPは、従来のSLIMOFFICE の柔軟性・拡張性に加え、データの入力方法やグローバル対応を強化し、「SLIMOFFICE Version5」として提供します。
「SLIMOFFICE Version5」の主な特長
- ハイブリッド方式を採用した入出力
拠点業務の運用に合わせた柔軟な入出力機能として、Web画面入力およびExcelファイルの取り込みの両方を可能としたハイブリッド方式を採用。さらに複数組織からの一括入力や、データ収集・集計などお客様の様々なニーズに対応。
- グローバル言語の強化
標準対応の日本語、英語、中国語(簡体字)に加えて、オプションでその他の言語に対応。BRICs(注3)など海外拠点への柔軟な展開を実現。
- 集計・分析の強化
定型帳票および非定型帳票を様々な切り口(組織、調査項目、地域、時間、原単位など)から集計・分析することで、改善点を見つけ出し、環境負荷低減およびコスト削減を支援。
- 目標管理・進捗確認
環境経営目標の達成に向けてタイムリーに達成見込み値を推計し、早期の是正アクションへ展開することが可能。
- トップ画面の強化
全社環境活動の旬な情報や重点取り組みの情報をグラフで表示し、利用者へのフィードバックとして気づきや進捗の意識づけを実現。
SLIMOFFICE Version5のサービスイメージ
価格およびサービス開始時期
サービス名 | 価格(税別) | サービス開始時期 |
---|---|---|
SLIMOFFICE Version5 | 13万円/月~(50ライセンス~) | 即日 |
販売目標
5年間で200社
グローバル展開
欧州ドイツ語圏で2013年4月にサービス提供予定。(欧州ブランンド名「Fujitsu Eco Track」)
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP):
- 企業や都市の重要な環境情報を測定・開示・管理・共有するための唯一のグローバルシステムを提供している国際NPO。
- 注2 ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI):
- 米国ダウ・ジョーンズ社とスイスの社会的責任投資に関する調査専門会社SAMグループが提携して開発した指標で、経済・環境・社会の三つの側面から企業を分析し、企業の持続可能性(サステナビリティ)に優れた会社を選定。
- 注3 BRICs:
- 高度経済成長が見込まれるブラジル、ロシア、インド、中国、の4カ国の総称。
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