PRESS RELEASE
2013年2月26日
いわき市
富士通株式会社
いわき市が、一時提供住宅入居者向け見守り支援事業を強化
タブレット端末を活用したサポートシステムの運用を開始
福島県いわき市(市長:渡辺敬夫、以下、いわき市)は、仮設住宅など一時提供住宅の入居者見守り支援事業において、富士通株式会社(以下、富士通)のタブレット端末を活用し入居者の見守りを支援する、「一時提供住宅入居者等見守りサポートシステム」の運用を3月1日より開始します。
本システムは、市の職員等が入居者訪問時に、入居者からの問合せに対し、タブレット端末でインターネット情報を検索し、その場で情報を提供するとともに、訪問記録等の情報を一元的に管理するほか、ストレスチェック機能を活用することで、入居者の心のケアに役立てる等、よりきめ細かな見守り支援を実施し、中長期的に入居者をサポートしていきます。
富士通は、本システムの開発・運用を通じて、専門的見地から支援するいわき明星大学、データセンターを提供する株式会社FSK(以下、FSK)などと連携し、定期訪問で収集した情報の加工・管理、データ分析・専門スキル支援を行っていきます。
「一時提供住宅入居者等見守りサポートシステム」について
いわき市では、震災から2年を迎える今でも、2,973世帯、8,227名(2013年1月25日現在)が、仮設住宅などの一時提供住宅に入居しており、以前から、市職員等が定期的に一時提供住宅を訪問し入居者の方に対する見守り支援を行っています。
今後のサポートを強化するため、3月1日から、タブレット端末やICTを活用した「一時提供住宅入居者等見守りサポートシステム」の運用を開始します。本システムを活用することで、よりきめ細かな見守り支援を目指します。
システムの主な機能
- 情報提供
職員の訪問時、一時提供住宅等の入居者からの問合せに対し、タブレット端末でインターネット情報を検索し、その場での情報提供ができます。
- 訪問記録等管理
タブレット端末から入力した訪問記録等を、セキュアなデータセンターで一元的に管理し、データを蓄積・加工することで、継続的な支援に活用できます。
- 音声解析型および質問回答型ストレスチェック
タブレット端末で簡易なストレスチェックの実施や、希望者に対し会話音声を録音し、その結果を加工・管理し、専門的見地から支援するいわき明星大学の相談心理センターと情報共有します。臨床心理士による分析の結果、支援が必要と思われる入居者については、保健師等による専門的な支援につなげます。
- 健康情報サイト
入居者等に生活や健康等に関する情報を提供するため、情報を集約したWebサイトを立上げ、臨床心理士のコラム、支援情報や健康情報を提供していきます。(タブレット端末のほか、一般のパソコンからの閲覧も可能。)
【 システムイメージ図 】
商標について
記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
本件に関するお問い合わせ
いわき市
保健福祉部 保健福祉課 地域福祉推進係
0246-22-7450(直通)
富士通株式会社
いわき支店
0246-23-6442(直通)
受付時間: 9時~17時30分
(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
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