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PRESS RELEASE

2012年12月27日
富士通株式会社

名古屋市様の地域課題を情報発信により解決する市民記者を育成

ICTを活用した情報共有により、地域連携を強化

当社はこのたび、名古屋市様が主催する、ICT利活用とICT利活用による地域課題解決の促進を目的とした「市民記者育成プロジェクト」に参加し、「市民記者育成講座」を開催しました。

本講座では、各種地域団体への取材と記事執筆、ソーシャルメディアを活用した情報発信の実習を行い、市民自身が情報収集と情報発信を行うことによる、市民参加型の地域課題解決活性化を狙います。

本日までに、プロの取材術講義、インタビュー・執筆技法講義、実習、全体まとめの 4回の講座を実施し、ボランティア団体などの代表者や市民のみなさまが参加しました。

当社は全国の自治体をICTで支えてきた実績とノウハウを生かし、今後も、地域を活性化するための人材育成の場を提供し、ICTを活用した情報発信や地域連携の方法などを提示していきます。

背景

名古屋市様は、市民やNPO、ボランティア団体、企業、大学など地域のさまざまな活動主体と連携し、ICTを利活用して地域の課題解決に取り組むため、2012年7月に、その企画提案を募集しました。当社は、市民一人ひとりのICT利活用能力の向上と、誰もがICTを利活用できる環境づくり、市民が使いやすい行政情報などの提供による市民参加促進の3つを目的とした「市民記者育成プロジェクト」を提案し、採択されました。本プロジェクトの中で当社は、取材技術とICTを活用した情報収集・発信の手法を習得する「市民記者育成講座」を提供しました。

講座の特徴と効果

本講座の第3回目の実習では、実際にサークルやNPOなどの地域団体を取材し、その内容をソーシャルメディアに記事として掲載し、情報発信や地域の課題解決に役立てる方法を習得します。実習を通してICTに親しんでいただくと同時に、ソーシャルメディアなどを通じてより多くの地域団体や市民との交流の輪を拡大していくためのノウハウも蓄積でき、講座受講者と地域団体の交流の活性化と助け合う風土づくりに役立てることができます。また、市民記者として積極的に社会に参加するマインドを醸成するという効果もあります。

本講座を受講した参加者からは、「取材の技術を仕事、プライベートですぐに使いたい」という積極的な意見も寄せられています。

名古屋市様は、今後も本講座のような機会を市民に提供し、ICT利活用と市民参加型のまちづくりを促進されるご予定です。

当社のグループ会社である株式会社富士通研究所は、2011年11月に、地域団体の広報や全国規模の地域連携を支援するウェブサイト「まちばた.net」(注1)を開設し、さまざまな地域で活動する個人と組織の連携を支援しています。本講座でも、「まちばた.net」の活用方法を紹介しています。当社グループは、今後もこのようなICTを活用した情報交換の場や講座を提供し、地域の持続可能な発展に貢献することを目指します。

市民記者育成講座の内容

第1回(2012年11月22日)  :  プロの取材術講義: フリーアナウンサーである野口晃一郎氏(注2)による講義
第2回(2012年11月29日)  :  インタビュー技法、記事執筆技法 講義
第3回(2012年12月6日)  :  実習(記事執筆、ソーシャルメディアからの情報発信、情報収集)
第4回(2012年12月27日)  :  第1回目~3回目講義の振り返り


野口氏による取材術講座の様子

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 まちばた.NET:
株式会社富士通研究所が企画運営している情報共有サイト。まちづくりや地域の活性化を想う・取り組む個人や組織・団体をつないで、社会に新しい価値を生み出すための「まちづくりイノベーションHUBサイト」。まちばた.NET サイト
注2 野口晃一郎氏:
フリーライター(編集記者)、カメラマン、ナレーター。NPO法人全国生涯学習まちづくり協会 理事、FMわっちパーソナリティー、元ぎふチャンアナウンサー。

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。