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PRESS RELEASE

2012年8月7日
富士通株式会社

(本資料は、富士通UK and Irelandが発行したプレスリリースの抄訳です。)

英国の最大手空港運営会社、BAA様より
ロンドン・ヒースロー空港 新第2ターミナルのネットワーク構築を受注

ターミナル内の全システムを接続、受注金額は2,000万ポンド

〔英国、ロンドン発、2012年8月1日〕 富士通は、英国の最大手空港運営会社であるBAA Airport Limited(以下、BAA)様より、2014年に開業予定で現在建築中のロンドン・ヒースロー空港新第2ターミナルの搭乗手続き、セキュリティなどのシステム全てを接続するネットワークの設計と構築を受注しました。受注金額は、およそ2,000万ポンドになると見積もられています。

富士通は既にプロジェクトに着手しており、間もなく設計を終了してBAA様から設計評価を受け、2012年11月にはネットワーク構築を開始する予定です。最終的には第2ターミナルのネットワークをロンドン・ヒースロー空港全体のネットワークに接続します。

今回富士通が支援する主要システムは以下のとおりです。

  • IP電話、およびアナログ電話
  • ワイヤレスLAN
  • IPテレビ
  • セキュリティシステム(監視カメラ、入室管理システムなど)
  • 空港業務システム(フライト情報表示システム、職員情報管理システムなど)
  • チェックインシステム
  • 手荷物引き渡し管理システム
  • ビル管理システム(照明制御、火災警報システム)
  • 空港内小売店管理システム

BAA様は、ロンドン・ヒースロー空港をヨーロッパで最も快適に過ごすことができる英国の玄関口とすることを目指し、ヒースロー空港変革と呼ばれる総額予算48億ポンドの5年間のプロジェクトを開始しており、現在はその最終段階にあります。

本ターミナルの建設はこの変革プロジェクトの一環であり、総工費およそ25億ポンドを投じて建設中であり、開業後は年間約2,000万人が利用すると見込まれています。

BAA様のICS(Integrated Communication Systems)の責任者であるPeter Kent様は以下のように述べています。「たくさんの飛行機がこのターミナルを利用するので、非常に複雑で変化の多い環境となります。単に社会インフラ構築を手掛けただけでなく、構築現場の制約の中で多くの業者とともにプロジェクトを成功させてきた実績のある、信頼性の高いパートナーを探していました。このパートナーの選定が一つの課題であり、専門知識と経験を必要とします。富士通は入札参加業者の中で、唯一、全ての評価基準を満たした企業でした」

Fujitsu UK & Ireland、utilities & services部門のCharles Matchamは、以下のように述べています。「このように重要なプロジェクトに参加できて光栄です。ネットワークは全ての業務を支える重要なシステム基盤です。ロンドン・ヒースロー空港のように多角的でクリティカルな現場を支えるベンダーは、複雑な環境にあっても可用性の高いネットワークを提供できることを示さなければなりません。英国政府や民間企業の、ミッションクリティカルな業務を数多くサポートしてきた我々の実績をご覧になれば、BAA様のニーズに合った価値を提供できることを理解していただけると思います」

富士通 UK and Ireland について

Fujitsu UK and Ireland: 現在、富士通は、Fujitsu Services(英国)とFujitsu Technology Solutions(ドイツ)をマネジメントレベルで再編し、UK and Ireland、CEMEA & I (Continental Europe, Middle East, Africa & India)、Nordicの3エリアに分けてビジネスを推進しています。本商談は、Fujitsu UK and Irelandが獲得したものです。

以上

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本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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