PRESS RELEASE (ユビキタスプロダクト)
2012年5月9日
富士通株式会社
富士通パソコンの新コンセプト「マイクラウド」について
当社は、ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティの実現を掲げて、さまざまな革新的な技術で豊かな未来を創造するための挑戦を続けています。今回、当社は新しいパソコンのコンセプトとして「マイクラウド」を提唱します。
「マイクラウド」は、「全ては使う人のために」というヒューマンセントリック思想に基づき、お客様に新しい体験を提供します。
当社がこれまでに培った、そして今後も生み出し続ける革新的な技術によって実現する「マイクラウド」は、クラウド社会の新たな可能性を提案します。
本コンセプトは、5月17日(木曜日)、18日(金曜日)、東京国際フォーラムにて開催する「富士通フォーラム2012」で出展いたします。
背景と狙い
パソコンには、ハイパフォーマンスCPUによる高度な処理能力、大容量の記憶媒体、さまざまな機器とつながる拡張性など、パーソナル機器の中でも多くのアドバンテージがあります。しかし、パソコンの主な用途はWeb閲覧やメールなどのインターネット利用が圧倒的に多く、その高いコンピューティング性能は十分に活かされていません。
また、お客様の身の回りには、さまざまなデジタル機器や膨大な量のデジタルデータ、サービスが溢れており、やりたいことをやったり、探したりするにも労力を要することが多くなってきました。このような背景から、当社は、デジタル社会の課題を解決するために、パソコンのポテンシャルを最大限に活用した富士通パソコンの新しい役割、新しいコンセプトとして「マイクラウド」を提唱します。
「マイクラウド」とは
「マイクラウド」は、パソコンという単なるハードウェアではなく、ハードウェア、ソフトウェア、サービスが一体となり、お客様のデジタルライフをより便利で、簡単で、安心・安全なものにしていきます。
「マイクラウド」によって、家庭の中に散在するお客様のデジタルデータは手軽に集められ、利用しやすいように整理されます。さらにはクラウドサービスとつながり、デジタルデータを活用した楽しみ方の幅が広がります。
「マイクラウド」を構成する二つの要素
「マイクラウド」は、家の中に散在するお客様のデータを束ねて活用する「マイクラウドP」とクラウド上で安心・安全に利用できるサービスを数多く集める「マイクラウドS」の二つで構成されます。家の中とクラウドの中、二つの「マイクラウド」がリンクしているので、お客様はローカルやクラウドを意識せずに最適なサービスを受けることができます。
例えば、ハードディスクやデジタルカメラ、スマートフォンの中に散在する写真データは、「マイクラウドP」によって簡単にパソコンに取り込まれ、お客様が使いやすいように自動で整理されます。さらにいろいろなクラウドサービスを取り揃える「マイクラウドS」と相互に連携しているので、大切な写真だけをネットストレージでバックアップしたり、手軽にアルバムCDにしたりすることができます。今まで眠っていたお客様のデジタルデータを活用して新たな楽しみを提案するだけでなく、お客様がやりたいことを自然に、簡単にできるようにすること、それが「マイクラウド」です。
ハードウェアとソフトウェア、サービスが一体となった「マイクラウド」によって、お客様は機器や情報の操作/管理から解放され、純粋にやりたいことを楽しむことができます。また、お客様は「マイクラウド」から自分に最適な提案を受けることができます。今回発表の「FMVシリーズ」2012年夏モデルはもちろん、今後提供する「FMVシリーズ」の多くに、この「マイクラウド」を搭載していきます。あらゆる人々にとって、やりたいことが簡単に安心・安全にできること。富士通の「マイクラウド」は、クラウド社会の新たな可能性を提案いたします。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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