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PRESS RELEASE （サービス）

2012年5月8日
富士通株式会社

技術情報管理システム「PLEMIA グローバルエディション」販売について

「商品企画」機能の新規搭載、グローバル対応機能強化により、海外展開する日本の製造業を強力に支援

日本の製造業のお客様の多くでは、グローバル対応を進めるにあたり、開発拠点や生産拠点、さらには取引先などが世界各国に分散するビジネス環境に対応するために既存の技術情報管理システムの大幅な改修や刷新が必要となり、そのための多額なICT投資負担が課題となっていました。

そこで当社は、技術情報管理システムのグローバル化を段階的に行える「PLEMIA グローバルエディション」を開発し、今般販売します。

「PLEMIA グローバルエディション」の特長

「PLEMIA グローバルエディション」は、「商品企画」、「分散開発」、「生産準備」の3つの領域での機能強化、および基盤ソリューション「PLEMIA技術情報HUB」で構成されています。SOAアーキテクチャーを採用しているため、各ソリューションが柔軟に連携できます。

1. 「商品企画」 機能により、販売に直結する戦略商品の開発を支援

   各国のお客様ニーズを登録、整理する要件管理機能を搭載しています。また、ポートフォリオ分析、技術相関分析機能などにより、各要件に対応する商品機能や自社技術の紐付けや優先度付けを行えます。これにより、お客様の商品企画部門は、販売に直結するニーズを反映した商品を企画しやすくなります。

2. 「分散開発」機能強化により、各国の拠点を活用しながら日本型すり合わせ開発を実現

   設計者は、任意の設計情報を、特定部門に任意のタイミングで公開できます。また、他部門は任意のタイミングで購買情報などを追加できます。これにより、他部門と積極的に協調しながら品質、性能、コストダウンを追求する日本型のすり合わせ開発をICTでサポートし、M＆Aや災害対策、コスト競争力強化に伴い分散化が進む開発環境にあっても、関連する情報を共有、調整しながら開発できます。

   また、機能改善や不具合対応などの後工程における変更要求に伴う影響範囲を設計の上流で定義したメカ・エレキ・ソフトの関係性をもとに見える化します。これにより、メカ・エレキ・ソフト部門にまたがる影響範囲の特定を効率良く行うことができます。

3. 「生産準備」 機能強化により、各国の生産拠点情報を活用し、高品質な製品を効果的に開発可能

   当社が提供する3次元仮想検証シミュレーター「VPS/MFG（ブイ・ピー・エス・マニュファクチャリング）」や生産ライン・シミュレーター「GP4」とのデータ連携により、生産準備と部品表の一元管理が可能になります。これにより、設計部門が、各生産拠点の設備や部品の状況を的確に把握し、効果的な生産計画を立案できます。また、各生産拠点で得られた問題点を設計部門や関連拠点と即座に共有できるため、製品品質の強化に向けて取り組みやすくなります。

4. 「PLEMIA技術情報HUB」により、既存資産を活用した柔軟なシステム拡張を実現

   基盤ソリューションとなる「PLEMIA技術情報HUB」は、SOAを採用しているため、既存の技術情報システムとの容易なデータ連携が可能です。また、「PLEMIA技術情報HUB」での情報連携は、当社のノウハウを元にした標準的なインターフェースを提供し、連携システム構築においてもICT投資を抑えて、段階的にシステム移行や機能拡張、グローバル対応を行うことができます。

今回提供するソフトウェア製品は、5月17日（木曜日）、18日（金曜日）に東京国際フォーラム（東京都千代田区）で開催される「富士通フォーラム2012」でご覧いただけます。

商標について

その他の記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

関連リンク

• 「PLEMIA グローバルエディション」紹介サイト

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