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PRESS RELEASE （サービス）

2012年4月26日
富士通株式会社

アプリケーション資産の状態を把握する「アプリケーション資産お預かりサービス」を販売開始

「APMモダナイゼーションサービス for Cloud」の新サービスとして、業務アプリケーションの最適化を実現

企業を取り巻く環境が刻々と変化する中で、お客様が保有する業務アプリケーションにおいても、状況の変化に応じた適切な活用が求められています。また、震災における危機意識により、災害対策へのニーズも高まっています。

しかし膨大に存在する業務アプリケーションを管理するのは難しく、お客様からは従来より以下のようなご要望がありました。

• 肥大化したアプリケーション資産の継続利用の有無や再構築のための判断材料がほしい
• アプリケーション資産の保守性を向上させたい、肥大化、複雑化を防ぎたい
• アプリケーション保守のプロセスとセキュリティなどが整備された環境で管理を行いたい
• アプリケーション資産の保守環境をほしいときに使いたい、導入・手配を簡単に行いたい
• OS、ミドルウェアの管理が面倒なので任せたい、セキュリティパッチなど環境の維持管理の手間をなくしたい
• 安全な場所にアプリケーション資産をバックアップしておきたい

このようなご要望にお応えするため、当社は「APMモダナイゼーションサービス for Cloud」において、当社のこれまでのサービス提供実績から得たノウハウに基づき、既存システムの業務アプリケーション資産をお預かりする「アプリケーション資産お預かりサービス」を提供します。

本サービスの特長

1. 導入後すぐに運用できる、作業プロセスとツールを提供

   作業プロセスとツールを提供し、その実践手順を整備したマニュアル群を提供するため、導入後すぐに作業することが可能です。作業プロセスは、当社の保守現場での実績と、ITILでの作業体系をベースに整備された、実践に即したプロセスフローのため、現状の運用保守環境からスムーズに移行できます。

2. アプリケーションを最適に活用するための分析レポートを提供

   従来提供していた資産分析サービスの技術を使い、アプリケーション資産の豊富な分析レポートを毎月提供します。このレポートを元に、短期、中長期での業務システムの改善計画の立案に活用できるほか、業務アプリケーションの継続利用や再構築の必要性の判断など、その時々のビジネス状況に合わせた無駄のない既存のアプリケーション資産の活用を実現します。

3. アプリケーション資産の保守性や利便性、安全性を向上

   当社のクラウド環境として実績あるFGCP/S5（注1）上に、業務システムの保守現場で実際に活用されているツール群を構築し提供します。堅牢なデータセンターで運用されるため、災害対策のバックアップ用としても利用できます。

販売価格および出荷時期

販売価格および出荷時期

製品名	価格（税別）	出荷時期
アプリケーション資産お預かりサービス	月額12万5,000円～	2012年5月

販売目標

2012年度 20プロジェクト

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注1 FGCP/S5：

サーバやストレージなどのICTインフラを一括して、当社のデータセンターからネットワーク経由で仮想的に提供するもので、お客様が利用用途に合わせ、オンデマンドで利用できるパブリック型のクラウドサービス。99.99%の高い稼働率を保証しており、企業の基幹システムでの利用にも耐え得る高い信頼性を確保している。

関連リンク

• 「APMモダナイゼーションサービス for Cloud」紹介サイト
• お客様の業務システムをクラウド環境に移行するサービスを販売開始（2010年5月11日 プレスリリース）
• 業務システムを「スリム化」するサービスを販売開始（2011年8月11日 プレスリリース）

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