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PRESS RELEASE

2012年4月19日
富士通株式会社
MasterControl Inc.

富士通とマスターコントロール
製薬・医療機器向け品質マネジメントシステムソフトウェアで販売提携

近年、ライフサイエンス分野では、世界的な医薬品・医療機器に対する安全性重視の流れをうけ、コンプライアンスに対する要求がかつてないほど高まっています。特に製薬業界においては、ICH（日米EU医薬品規制調和国際会議）での標準化活動に伴い、日米欧3極でのリスク管理体制の構築やグローバルでの品質保証体制の確立など、より包括的な品質マネジメントシステムの確立が急務となっています。

富士通は、長年にわたりライフサイエンス分野において研究開発を支援する業務システムを提供しており、トップシェアの導入実績を有しています。また、マスターコントロールは、製薬および医療機器ベンダーなどの査察を行う米国食品医薬局（FDA）をはじめ、550社以上のお客様に品質マネジメントシステムの電子化を支援するソフトウェアを提供しており、世界の製薬会社トップ20社の半数以上に導入されています。

今回、両社のライフサイエンス分野におけるソリューション実績とノウハウを結集し、お客様の業務システムと連携したトータルQMSソリューションを提供することで、ライフサイエンス分野のお客様の規制対応とグローバルでの競争力強化に貢献していきます。

今後、両社は、アライアンス強化を図り、両社のソリューションに関する連携機能の開発や、クラウドへの対応などサービスを拡充するとともに、欧米でのライフサイエンス分野における品質向上を目指した新しいサービスモデルの提供を行っていきます。具体的には、GCP（注1）業務支援システム国内トップシェアの富士通製「DDworks21」（注2）と連携して、グローバル治験に対応するソリューションの提供を予定しています。

富士通が提供するマスターコントロール社の製品

1. MasterControl Documents™： コンプライアンス業界の品質保証・品質管理に特化した文書管理ソフトウェア
2. MasterControl Process™： CAPA (Corrective Action Preventive Action)や逸脱、変更管理、不適合などの品質イベント管理ソフトウェア
3. MasterControl Training™： 文書管理と連携可能で、業務の習熟度を把握するための教育管理ソフトウェア
4. MasterControl Audit™： 監査報告書の発行、監査計画の策定、進捗管理などを支援する監査業務管理ソフトウェア
5. MasterControl Projects™： プロジェクト管理ソフトウェア
6. MasterControl Risk™： リスク管理ソフトウェア
7. MasterControl Supplier™： サプライヤー管理ソフトウェア
8. MasterControl BOM™： BOM（部品表）管理ソフトウェア

MasterControl Inc.について

会社名	：	MasterControl Inc.
代表取締役	：	Jonathan Beckstrand
本社所在地	：	6322 South 3000 East, Suite 110, Salt Lake City, Utah 84121
設立年月日	：	1993年6月3日
売上高	：	約2500万ドル
人員	：	約200名
日本法人名	：	マスターコントロール株式会社
所在地	：	〒141-0021 東京都品川区上大崎2-15-19 アイオス目黒駅前5階
代表取締役	：	Chad Fox
設立年月日	：	2008年4月1日
事業内容	：	MasterControl Inc.は、米国、英国、ドイツ、日本の4拠点から、品質保証をはじめ、組織全体をサポートする品質マネジメントシステムを世界の製造業のお客様に提供している。マスターコントロール株式会社は、MasterControl Inc.の日本法人で、日本における販売・サポートを担う。
URL	：	http://www.mastercontrol.co.jp/

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注1 GCP：

“Good Clinical Practice”の略。臨床試験の実施基準。

注2 DDworks21：

GCP業務支援システムに必要な機能を網羅した上で、より精度の高いGCP業務遂行を支援する富士通のソリューション。

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