PRESS RELEASE （システムプラットフォーム）

2012年3月9日
富士通株式会社

1ラックに84ノード搭載を実現するマルチノードサーバ「PRIMERGY CX400」を提供開始

新製品ラインナップ

• マルチノードサーバ シャーシ「PRIMERGY CX400 S1」
• マルチノードサーバ 2WAYサーバノード「PRIMERGY CX250 S1」

「PRIMERGY CX400」は、高さ2Uのシャーシ「PRIMERGY CX400 S1」1台とサーバノード「PRIMERGY CX250 S1」4台から構成され、HPC市場において複数ノードで高性能が求められるPCクラスタシステムや、大量のサーバを設置するため高集積が要求されるデータセンター市場に特化したアーキテクチャーを採用しています。通常のラックサーバに比べ1ラックあたりのパフォーマンスに優れ、スケールアウト型システムに適しています。

新製品の特長

1. HPCに適した高性能アーキテクチャーの採用
   • 消費電力あたりの性能向上を実現したインテル社最新CPU「インテル® Xeon® プロセッサー E5ファミリー」を搭載しています。8コア・6コアCPUをラインナップし、HPCに求められる高性能を実現します。
   • 1CPUあたり4チャネルのメモリ動作を実現した高速メモリ「DDR3 1600 Registered DIMM（PC3-12800）」を採用し、「PRIMERGY CX250 S1」 1台あたり最大128GBまで搭載可能です。
   • クラスタ構成で求められるInfiniBandカードに対応し、40Gbpsでのノード間通信を実現します。
2. データセンターに最適な設計
   • 高さ2Uの筐体に4台のサーバノードを搭載可能で、2WAY 1Uラック型サーバと比べ2倍の高集積を実現します。これにより、1ラックあたり168CPU、1,344コアを実装（注1）でき、スペースあたりのシステム性能を大幅に向上させます。
   • 「PRIMERGY CX400 S1」では、80PLUS®Gold認定（注2）を取得した高効率電源を採用するとともに、電源ユニットと冷却ファンをシャーシ内で共有することにより、効率的な電源供給を実現します。

新機種の希望小売価格、および提供開始時期

新機種の希望小売価格、および提供開始時期一覧

製品名	仕様	希望小売価格（税別）	提供開始時期
シャーシ 「PRIMERGY CX400 S1」	3.5インチモデル 搭載可能サーバノード数：4 内蔵ストレージ数：12 （3.5インチBC-SATA HDD）	19万8,000円	2012年3月下旬より
サーバノード 「PRIMERGY CX250 S1」	Xeon E5-2640（2.50GHz/6コア） × 2 8GB LV- Registered DIMM × 8	152万6,000円

• 「PRIMERGY CX400」は、シャーシ「PRIMERGY CX400 S1」1台とサーバノード「PRIMERGY CX250 S1」4台の構成を1セットとして提供します。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注1 1ラックあたり168CPU、1,344コアを実装：

42Uラックに対して、「PRIMERGY CX400 S1シャーシ」x 21台、「PRIMERGY CX250 S1」サーバノード（8コアCPU × 2個搭載） × 84台搭載時。

注2 80PLUS®Gold認定：

80PLUSプログラムが推進する電気機器の省電力化プログラムで、交流から直流に変換する変換効率が90％以上の電源ユニットに対して認定される。

関連リンク

• PCサーバ PRIMERGY（プライマジー）

拡大画像

•  シャーシ「PRIMERGY CX400 S1」（39.4KB）
•  サーバノード「PRIMERGY CX250 S1」（69.2KB）
•  サーバノード「PRIMERGY CX250 S1」（「PRIMERGY CX400 S1」搭載時）（74.8KB）

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