PRESS RELEASE (環境)
2012年2月13日
富士通株式会社
「かわさき環境ショーウィンドウ大賞」で、
川崎工場における「環境リファレンスモデルの導入」が入賞
当社川崎工場(神奈川県川崎市)における「環境リファレンスモデルの導入」が、このたび川崎市主催の「かわさき環境ショーウィンドウ大賞」に入賞しました。これは、エネルギー使用状況を見える化する環境経営ダッシュボードの構築と、ものづくり環境をクラウド化する「エンジニアリングクラウド」などの取り組みが評価されたものです。
かわさき環境ショーウィンドウ大賞について
川崎市では、省エネ・創エネ分野における技術開発の促進や環境関連製品の普及を図るため、 “環境関連技術の見える化”をテーマとして「かわさき環境ショーウィンドウ」事業を推進しています。その一環として「かわさき環境ショーウィンドウ大賞」をもうけ、市内の企業などを対象に、省エネ・創エネに関する技術や製品の導入により効果を上げた優れた取り組みを表彰しています。
選定の理由
富士通グループは、お客様や社会の環境負荷の低減に貢献できるよう、先進のグリーンICTや新たな環境負荷低減技術を社内で導入実践し、環境ノウハウを蓄積する環境リファレンスモデルを構築しています。
今回、川崎工場における、環境経営ダッシュボードの構築とエンジニアリングクラウドの導入により、大きな省エネ効果を上げたことが評価されました。
- 環境経営ダッシュボード
環境経営ダッシュボードは、経営層やエネルギーマネジメント担当者の意思決定や判断、一般社員の自律的な行動に必要な情報を、経営情報から環境情報まで集約・分析し、利用者の目的に合わせて活用する情報システムです。1時間ごとの電力利用状況、事業所ごとのCO2排出量目標値との差、前年実績との比較、さらに当日の需要の予測などをウェブブラウザで表示することで、利用者が目的に合わせて判断・指示・行動などの対応を迅速に行うことができます。また、昨夏・今冬の節電対策においても本システムを活用しています。
- エンジニアリングクラウド
エンジニアリングクラウドは、設計・開発の品質や効率の向上、開発期間の短縮、事業継続性や安心安全(セキュリティ)の実現に向けて設計・開発業務の環境をクラウド化するものです。当社が開発した最先端の高速画像圧縮技術によって、データ転送量を約10分の1に低減し、業務別サーバや高機能ワークステーションがなくても、CAD(Computer-Aided Design コンピュータ援用設計)などの高機能ツールを利用できます。また、遠隔地でも時間や場所にとらわれず画像や設計データの共有が可能となります。今後も、クラウド化によるサーバ統合、端末のシンクライアント化なども進め、電力使用量の削減を推進していきます。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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