PRESS RELEASE (サービス)
2011年12月22日
富士通株式会社
岩手県教育委員会様、「心とからだの健康観察情報システム」を運用開始
県内約14万人の児童生徒の心の元気をICTでサポート
当社はこのたび、岩手県教育委員会(以下、教育委員会)様が県内の公立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校などの児童生徒約14万人を対象に実施されている「いわて子どものこころのサポートプログラム」のひとつである「心とからだの健康観察」について、回答内容のデータ管理、集計を情報システムの側面から支援しました。
教育委員会様は、「心とからだの健康観察」により、児童生徒の心とからだの実態を把握し、中長期にわたり心のサポートを行っていく予定です。
当社は、2011年12月22日付で新設の「東日本復興・新生支援本部」が今後も教育委員会様の支援を行い、日本の明日を支える子どもたちの元気を守るため、サポートを継続的に行っていきます。
「いわて子どものこころのサポートプログラム」について
教育委員会様は、東日本大震災津波の発生直後より、「いわて子どものこころのサポートチーム」を結成し、岩手県内公立学校の児童生徒を対象に、8年間にわたり継続的に支援する「いわて子どものこころのサポートプログラム」を開始しております。
本プログラムのひとつである「心とからだの健康観察」は、2011年9月に実施し、その結果を児童生徒の心をサポートするための基礎情報として、学校の教育相談に活用されるとともに、今後の県の施策を考える資料となります。
システム構築について
当社は、教育委員会様が実施の「心とからだの健康観察」において、児童生徒の回答内容の管理・集計を可能にする情報システムを提供しました。また、継続観察を今後も効果的に行うために、今回の作業を検証しながら教育委員会様を支援しました。
来年度以降の本システムの機能としては、「心とからだの健康観察」の回答内容の集計に加え、児童生徒に対して実施された教育相談や指導内容の情報を各学校で入力し、情報の一元管理を行い、教育委員会様や関係する支援者の方々と共有できる仕組みを検討しています。
これにより、教育委員会様は児童生徒への対応とその効果を継続的に見守ることにより、施策効果の検証や教育現場への的確なフィードバックが期待できます。
当社は、東日本大震災に対する支援活動として、日本の明日を支える子どもたちの元気を守るための活動に対する支援を継続的に行っていきます。
商標について
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以上
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