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PRESS RELEASE

2011年12月13日
富士通株式会社

クラウドを活用し、ヤオコー様の店舗系システム基盤を刷新

寺岡精工様と仮想化によりサーバ台数を10分の1以下に削減

当社は、株式会社ヤオコー(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:川野清巳、以下 ヤオコー)様の店舗系システム基盤を刷新し、11月より本稼動を開始しました。

当社のクラウド環境を活用することによって、ヤオコー様が各店舗に1台ずつ設置していた食品・日配品発注システム、および生鮮・惣菜食品の計量器システムの専用サーバを最終的に10分の1以下へ削減します。

これにより、店舗での運用負荷軽減、ランニングコストの抑制に加え、今後の店舗拡大や機器導入にあたっても、機種に関わらずクラウド環境につなげるだけで使用できるようになります。

また、店舗におけるICT電力消費量の約4割削減が見込めるため、店舗の節電や環境活動にも貢献します。

ヤオコー様は、「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケット」を基本方針に魅力的な店舗展開によって、増収増益を続けています。その一方で、店舗数の拡大(2011年12月現在116店舗)にともない店舗系システムの運用負荷やコストも増大してきていました。

このためヤオコー様は、当社および株式会社寺岡精工(本社:東京都大田区、代表取締役社長:寺岡和治、以下寺岡精工)と共同で、食品・日配品発注システムでは当社のEOB(Electric Order Book)サーバを、計量器システムでは生鮮・惣菜食品の重量を計量し値札を発行する寺岡精工の計量器管理サーバを当社データセンターのクラウド環境に集約しました。

これにより、ヤオコー様では各店舗で行っていたサーバ運用の負荷軽減や、システムのランニングコストを大幅に削減するとともに、当社の強固なセキュリティを有するデータセンターと仮想化技術の活用により、業務を停止しない信頼性の高いシステム環境を実現しました。

計量器システムについては、これまで生鮮、惣菜などの単価やラベル情報を本部から各店舗設置のサーバに送付し管理していたのに対し、今回、クラウド環境を活用することによって店舗サーバを廃し、保守性を高めます。また、今後の店舗拡大などによる計量器新規導入時は、機種に関わらずクラウド環境につなげるだけで即時利用できるようになり、業務効率も向上します。

さらに、サーバ台数をEOBサーバでは5分の1に、計量器管理サーバでは20分の1に削減したことによって、店舗のサーバ運用における電力消費量を約4割削減することができるため、店舗の節電や環境活動への貢献を実現します。


新システムイメージ図

今後も当社は、ヤオコー様の魅力ある売場作りや経営力の更なる向上に向けた取り組みに対し、クラウドをはじめとする最先端のICT技術によってサポートしていきます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

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富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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