PRESS RELEASE
2011年10月7日
富士通株式会社
(本資料は、富士通UK and Irelandが発行したプレスリリースの抄訳です。)
英国、インターナショナル・パーソナル・ファイナンス様のICT基盤クラウド化を受注
契約金額は3年間で1,000万ポンド
[英国、ロンドン発 2011年9月7日]富士通UK and Ireland(注1)は、英国、リーズ市(Leeds)に本部を置き、欧米6カ国でパーソナルローンを提供する、インターナショナル・パーソナル・ファイナンス(International Personal Finance、以下IPF、注2)様のICT基盤を、富士通のデータセンターを利用したクラウドで刷新するプロジェクトに着手しました。
富士通は、IPF様専用のICT基盤を、データセンターのクラウド環境で構築し、IPF様のアプリケーションとデータを、本環境のサーバとストレージに移行します。このサーバとストレージは従量制で課金されるもので、これにより、IPF様は、ICTにおけるトータルコストを削減することができます。また、市場拡大に応じ、柔軟かつスピーディーに、リソースやサービスの拡張を行うことができます。
今回の契約締結は、富士通が9年間に渡り、アウトソーシングサービスでIPF様のICT環境をサポートしてきた実績と、IPF様本部のエンドユーザーサポート実績に基づいています。
富士通は、システム移行中にICTサービスの品質が低下しないように、想定されるリスクについて十分に検証を行った、堅固なICT環境を提供し、約1年間をかけて、クラウド環境への移行を完了する予定です。
IPF様のIT事業サービス部門(IT commercial & services)の責任者であるAndrew Herd氏は、次のように述べています。
「IPFは意欲的に市場開拓を続けている国際的企業です。ICT環境の制約に煩わされることなく、ダイナミックに市場を開拓していきたいと考えています。富士通がクラウドで構築するICT環境であれば、ビジネス要件に応じた、迅速なリソースの増減が可能です。今後の数カ月は、新しいICT基盤を構築し、サービスを移行する重要な時期ですが、富士通ならこの重要なプロセスをスムーズに、そしてビジネスへの支障は最小限に抑えて、成し遂げてくれるにちがいありません。」
富士通UK and Irelandの民需ビジネス部のディレクターである、Stephen Longは、次のように語っています。
「多くの金融機関と同様に、IPF様は日常的に、極めて重要な情報を扱っています。富士通は、最高のセキュリティ水準で、信頼性の高いICT基盤を提供し、IPF様のビジネス展開を加速するようなテクノロジーを提供していきます。」
以上
注釈
- 注1 富士通UK and Ireland:
- 現在、富士通は、Fujitsu Services(英国)とFujitsu Technology Solutions(ドイツ)をマネジメントレベルで再編し、UK and Ireland、CEMEA & I (Continental Europe, Middle East, Africa & India)、Nordicの3エリアに分けてビジネスを推進しています。本商談については、UK and Irelandが獲得したものです。
- 注2 インターナショナル・パーソナル・ファイナンス(International Personal Finance):
- 英国リーズ市(Leeds)に本部を置き、欧米6カ国(ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、チェコ、スロバキア、メキシコ)で、28,000名の外交員を通じ、パーソナルローンを提供しています。従業員は5,000名以上で、顧客数は230万人。2010年12月の決算報告では、貸付金額は9%増加、売上は4億4,000万ポンド、税引き前利益は9,200万ポンドでした。
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