このページの本文へ移動
  1. ホーム >
  2. プレスリリース >
  3. 「2011富士通グループ 社会・環境報告書」を発行

PRESS RELEASE (環境)

2011年9月6日
富士通株式会社

「2011富士通グループ 社会・環境報告書」を発行

CSRの5つの重要課題に基づき報告、東日本大震災への対応を掲載

富士通グループは、社会的側面・環境的側面に関する考え方、取り組み、成果などを報告する「2011富士通グループ社会・環境報告書」を本日発行します。

本報告書は、富士通グループCSR基本方針で定めた5つの重要課題である「ICTによる機会と安心の提供」「地球環境保全への対応」「多様性の受容」「地球と社会に貢献する人材の育成」「ステークホルダーとの対話と協力」、に基づいた構成となっています。また、2011年3月の東日本大震災に対する富士通グループの対応について掲載しています。

「地球環境保全への対応」については、中期環境ビジョンの3つの目標に対する取り組み事例の紹介や、グリーンICTによる環境負荷低減プロジェクト「Green Policy Innovation(グリーン・ポリシー・イノベーション)」の推進による約323万トンのCO2排出量削減への貢献、事業活動における地球温暖化対策の推進など、第6期環境行動計画に基づき活動テーマごとに報告を行っています。

「2011富士通グループ 社会・環境報告書」の概要

  1. トップメッセージ

    富士通グループの目指す姿とその実現に向けたCSR活動、ICTによる新たな価値提供、東日本大震災の復旧・復興への決意、ステークホルダーへのメッセージを掲載しています。

  2. 東日本大震災に対する富士通グループの対応

    富士通グループの被災状況や復旧活動、被災地のお客様への対応、被災地の復旧・復興支援活動、節電対策について報告しています。またトピックスとして、クラウドを活用した「被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト(つなプロ)」の支援内容などを紹介しています。

  3. 富士通グループのCSR

    2010年12月に制定した「CSR基本方針」、その実践にあたり優先的に取り組むべき5つの重要課題の説明や、富士通グループの理念・指針であるFUJITSU Way、CSR推進体制などについて紹介しています。


    5つの重要課題

  4. 2010年度の活動報告
    1. ICTによる機会と安心の提供

      文部科学省が推進し、理化学研究所と当社が開発を進めているスーパーコンピュータ「京(けい)」(注1)の活用分野、実現が期待される社会について、ハイライトページを設けて掲載しています。また、国内・海外におけるさまざまなICT活用事例を、「新たな価値の提供」「アクセス拡大」「信頼と安心の確保」の観点で紹介しています。

    2. 地球環境保全への対応

      2020年をターゲットとする中期環境ビジョン「Green Policy 2020」と、2010年度から2012年度にかけての環境活動目標である「第6期富士通グループ環境行動計画」に基づき報告しています。

      • 中期環境ビジョンの3つの目標「お客様・社会への貢献」「自らの変革」「生物多様性保全」に対する事例をハイライトとして紹介しています。
      • 第6期富士通グループ環境行動計画の成果と実績について報告をしています。初年度にあたる2010年度は、全項目で年度目標を達成しています。
      • グローバルでの温室効果ガスの総排出量実績は約118.5万トンであり、2009年度実績から約12.8万トン減少、1990年度比では約11.7%削減しています。
      • 2007年度から推進しているグリーンICTの提供による環境負荷低減プロジェクト「Green Policy Innovation」において、2009年度から2012年度の4年間にグローバルで累計1,500万トン以上のCO2排出量削減に貢献する目標を掲げています。2010年度は約323万トン、2009年度からの累計では約560万トンのCO2 排出量削減に貢献しており、目標を上回って進捗しています。
    3. 多様性の受容、地球と社会に貢献する人材育成

      ダイバーシティの考え方と取り組み、ワーク・ライフ・バランスの促進、グローバルな視野を持つ人材の育成、人権尊重への取り組み、社員とのコミュニケーションなどについて報告しています。

    4. ステークホルダーとの対話と協力

      お客様、お取引先、株主・投資家、国際社会・地域社会への取り組みを報告しています。

報告内容の信頼性確保のため、記載内容全般について第三者機関による審査を受け、本報告書に保証報告書を掲載しています。「サステナビリティ報告審査・登録マーク(注2)」が付与されているほか、「GRIサステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第3.1版(G3.1)」に準拠しており、アプリケーション・レベルBプラスに該当しています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 京:
独立行政法人理化学研究所が2010年7月に決定した「次世代スーパーコンピュータ」の愛称。2011年6月に発表された第37回TOP500リストにおいて、第1位を獲得。
注2 サステナビリティ報告審査・登録マーク:
有限責任中間法人サステナビリティ情報審査協会の定める、掲載情報の信頼性を認めるマーク。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

[CSR活動についてのお問い合わせ]

パブリックリレーションズ本部 CSR推進部
電話 03-6252-2187(直通)
FUJITSU Way推進本部
電話 044-874-2439(直通)

[環境活動についてのお問い合わせ]

環境本部 環境企画統括部
電話 044-754-3413(直通)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。