• English

PRESS RELEASE

2011年9月30日
富士通株式会社
株式会社富士通マーケティング

富士通マーケティングの民需市場向けビジネスを強化

国内のソリューションビジネス市場は『グローバル化』『クラウドなどの新ビジネス/新サービスへの対応』『事業継続』といった分野において、積極的な投資が続くものと予測され、特に中堅市場は高いICT需要が見込まれます。

富士通グループはお客様のニーズに応える的確な提案、商品提供を行うため、すでに実施している業種別営業体制へのシフト、FJMを中核とした中堅市場向けの商品力・パートナー様販売力強化に続き、民需ビジネスフォーメーションの再編を行います。

1. 民需市場向け営業体制を再編

   国内ソリューションビジネスの拡大には、民需ビジネスの拡大が不可欠と考え、フォーメーションの再編を行います。お客様へのきめ細かい対応とさらなる民需市場向けビジネスの拡大を目指し、富士通は大規模なシステム開発を伴うビジネスを担い、FJMはパートナー様とともに、パッケージやサービス商品の提供を主体としたビジネスを担当します。

2. 2010年度からの取り組み

   すでに富士通グループでは、2010年度より中堅民需市場向けビジネスの強化、拡大に向けた取り組みを推進しており、2010年4月に富士通の中堅市場向けソリューション「GLOVIA smart」の企画・開発機能をFJM（当時：株式会社富士通ビジネスシステム）に統合し、「GLOVIA smart」の業種系ソリューションやSaaS型業務アプリケーションソフト「GLOVIA smart きらら」シリーズなどの新ソリューションを開発、提供しています。

   また、2010年10月に東名阪地区のパートナー様支援機能をFJMに移管し、MASTプログラム（注1）を活用したパートナー様とのコラボレーションを推進し、富士通グループとしての中堅民需市場向けの営業力、商品力強化にも努めてきました。

   1. 「GLOVIAシリーズ」の品揃え強化
      • 「GLOVIA smart」の業種系ソリューション（製造、流通、ホテルなど）の提供
      • SaaS型アプリケーションソフト「GLOVIA smart きらら」（会計、人事給与）シリーズの提供
      • 統合会計ソリューション「GLOVIA SUMMIT GM」の開発
   2. 中堅市場向けサービス商品の拡充
      • ハード、ソフト、導入サポートをセット化した「AZBOX（アズボックス）」の提供
   3. 中国富裕層向けオンラインモール（銀聯在線商城日本館）を活用した地方銀行とのマッチングビジネスの推進
3. 今回のフォーメーション再編のポイント

   今回の民需ビジネスのフォーメーション再編では、従来のビジネスに加え、富士通グループの地域民需ビジネスの市場責任を担うため、FJMにビジネス機能を集約します。これにより全国規模での民需ビジネス拡大とパートナー様支援の責任を担い、FJMの強みを活かしたソリューションの提供により、パートナー様と一体となって事業拡大に取り組みます。

   1. 全国規模での営業活動強化

      FJMの拠点体制を現状の23拠点体制から54拠点体制とします。全国規模でパートナー様支援を強化し、ビジネスの拡大を図ります。

   2. 直販・パートナー様戦略の統合によるビジネス拡大

      FJMの民需ソリューション開発部門と営業支援部門が一体となって各地域ごとの戦略を立案し、パートナー様の売りたい商品・攻めたい市場を共有して明確な目標を掲げ、目標達成に向けてともに活動します。

   3. 民需市場攻略のための徹底した商品強化

      「GLOVIAシリーズ」、「AZBOX」、中堅クラウドなど民需市場に合致した商品を、製販一体組織によりスピーディに開発・提供します。また、パートナー様商品とのアライアンスを図り、ソリューション強化によるビジネス拡大を図ります。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注1 MASTプログラム：

MAST（mid-Market Strategy Team）プログラムとは、FJMが提供するパートナー様支援プログラムです。

関連リンク

• 商品・サービスを強化し、中堅民需ビジネスを拡大（2010年3月18日 プレスリリース）
• 富士通ビジネスシステム（FJB）が、「富士通マーケティング」に社名変更（2010年7月14日 プレスリリース）
• 新会社「富士通マーケティング」の事業方針について（2010年9月29日 プレスリリース）

---