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PRESS RELEASE （サービス）

2011年8月29日
富士通株式会社

大学向け統合ID管理パッケージ「UnifIDone」を販売開始

さまざまなシステム利用者を抱える大学特有のID管理業務を効率化

近年、大学では、在学生、公開講義受講者、図書館利用者、教職員、卒業生、父母などさまざまな属性の利用者に対するサービス拡充に伴い、システム数が増加する傾向にあります。また、学部卒業から大学院進学、教職員への就職など、システム利用者の属性が時期によって変化するという大学特有の状況もあり、システムごとに手作業でID管理を行う負荷が増大しています。

このような状況を踏まえ、当社が長年提供してきた大学システムの構築・運用ノウハウを活かし、大学向け統合ID管理パッケージ「UnifIDone」を提供します。

本製品の特長

1. システム利用者情報の一元管理を実現

   本製品により、教育研究システム、学生・人事システム、図書館情報システム、公開講座受講システムなど、大学内に散在するさまざまなシステムの利用者ID、パスワード、名前、所属、住所などの一元管理が可能になります。システムごとに手作業でID登録・更新・削除などを行う手間を省くことで、ID管理業務を効率化するとともに、運用コストを約70%削減します。なお、運用開始後でもシステムの追加は可能です。

2. さまざまな属性の利用者を抱える大学特有の情報管理に対応

   在学生、公開講義受講者、図書館利用者、教職員、卒業生、父母などさまざまな種別や属性の利用者を抱える大学特有の複雑なID管理業務を一つのシステム上でできるうえ、メール環境設定や印刷枚数制限設定などを、個人単位だけでなく、グループ別に一括処理することができます。

3. 「IDライフサイクル運用」「生涯ID管理」などのオプション機能を提供

   「UnifIDone 全学オプション V1」を導入いただくことで、学生の在籍状況（入学、休学、復学、卒業）に合わせて各システムへの適切なアクセス権を自動的に付与する「IDライフサイクル運用」などを提供します。また、「UnifIDone 全学拡張オプション V1」により、大学在学期間のみならず、付属校から大学卒業後までの一元管理を可能とする「生涯ID管理機能」などを提供します。

販売価格、および出荷時期

各製品の販売価格、および出荷時期一覧

製品名	販売価格（税別）	出荷時期
UnifIDone 基本 V1	250万円	即日
UnifIDone 全学オプション V1	150万円	即日
UnifIDone 全学拡張オプション V1	200万円	即日

販売目標

2013年度末までに約50大学に導入（当社の決算期は3月末日です。）

動作環境

［ID管理サーバ］

OS： Microsoft Windows Server 2008 R2
必須ソフトウェア： Apache 2.2、Tomcat 6.0、Postgres Plus Standard Server 9.0

［利用者向けWebサーバ］

OS： Microsoft Windows Server 2008 R2、または、Red Hat Enterprise Linux 5
必須ソフトウェア： Apache 2.2、Tomcat 6.0

［管理者クライアント］

ブラウザ： Microsoft Internet Explorer 8～9
帳票表示ソフト： Microsoft Word 2010

［利用者クライアント］

ブラウザ： Microsoft Internet Explorer 6～9、Mozilla Firefox 3、Apple safari 5

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

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