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お知らせ

2011年7月8日
富士通株式会社

富士通のトップページをウェブ・アクセシビリティの新規格へ対応

当社はこのたび、主に高齢者、障がい者のウェブ・アクセシビリティ(注1)を高めることを目的に、当社のホームページのトップページを、ウェブコンテンツの新たな日本工業規格(JIS)「JIS X 8341-3:2010」(注2)に対応させました。この新規格に対応することで、たとえばホームページの背景色と文字色のコントラスト比が高まるなど、よりいっそう利用者の閲覧性が高まります。

当社では、今後も障がいのある方や高齢者を含むさまざまな方が当社のホームページを利用しやすくなるよう、アクセシビリティに配慮したホームページの制作を行っていきます。

新規格への対応

当社は、2002年から、ウェブコンテンツの日本工業規格(JIS)「JIS X 8341-3」、および国際的なアクセシビリティ指針である「WCAG」(注3)を指標とし、当社ホームページのアクセシビリティ確保や取り組み状況の公開を行ってきました。

今回新たに対応した「JIS X 8341-3:2010」は、2008年12月に発表された「WCAG 2.0」に協調する形で2010年8月に公開されたもので、今までの規格とは異なり、客観的な試験によってホームページの規格への達成状況を確認することが可能です。達成度は3レベルの達成等級(A、AA、AAA)で評価され、当社ホームページのトップページはAA「一部準拠」であることを確認しました。

達成度については、総務省の「みんなの公共サイト運用モデル」(注4)において、2014年度末までに達成等級AAに準拠することが望ましいとされており、当社は企業としていち早く対応しました。

達成基準の例

  1. 最低限のコントラスト

    背景色と文字色のコントラスト比を4.5対1以上とし、誰にでも見やすくしています。

  2. ブロックスキップ(注5

    キーボードのTabキーで操作した際にフォーカスが当たると表示されるスキップリンク(注6)で、マウス操作が困難な方も簡単に本文へ到達できます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 アクセシビリティ:
環境、設備、機器、ソフトウェア、サービスなどを障がい者、高齢者など、さまざまな人々が利用しやすくしていこうという思想、および利用しやすさの度合い。
注2 JIS X 8341-3:2010:
日本工業規格「JIS」が2004年6月20日に制定した「高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス―第三部:ウェブコンテンツ」。ウェブコンテンツがアクセシビリティ向上のために満たすべき具体的な要件を規定。2010年8月20日に改正。
注3 WCAG:
Web Content Accessibility Guidelineの略。W3C (World Wide Web Consortium)が定めるウェブコンテンツのアクセシビリティに関するガイドライン。
注4 みんなの公共サイト運用モデル:
総務省が高齢者や障がい者を含むだれもが公共分野のホームページやウェブシステムを利用できるようにすることを目的としてまとめた、ウェブコンテンツの運用モデル。
注5 ブロックスキップ:
複数のページで表示される共通のメニューをスキップし、ページの本文へ直接移動できるようにすること。
注6 スキップリンク:
本文などページ内の特定の場所に移動せるために設定されるリンク。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通デザイン株式会社
コーポレート・コミュニケーションデザイン事業部
電話 044-433-5605
受付時間: 9時~17時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。