PRESS RELEASE (サービス)
2011年7月20日
富士通株式会社
株式会社富士通中国システムズ
SaaS型文書管理サービス「Documal SaaS」を販売開始
高信頼なクラウド環境を利用し、国内外の拠点間・取引先との情報共有、事業継続対策を容易に実現
富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)と株式会社富士通中国システムズ(本社:広島県広島市、代表取締役社長:黒田 高史、以下、FJCS)は、製造・流通業などのお客様を中心に約400社の導入実績を持つ文書管理システム「Documal」のSaaS型サービス「Documal SaaS(ドキュマル・サース)」を、本日より販売開始します。
本サービスでは、企画、調達・購買、生産などの業務で生じるさまざまなドキュメントを作業ごとに保管できます。富士通グループの高信頼なデータセンターを利用したSaaS型での提供となるため、高額なICT投資が不要なうえ、短期間で安心して利用開始できます。また、国内外の(注1)拠点間・取引先でドキュメントを共有し、作業の進捗情報や最新情報をグローバルに共有できるため、拠点間の連携を強化でき、かつ事業継続対策にも有用です。さらにお客様が簡単にカスタマイズできる業務テンプレートや、業務履歴も含めて管理できるワークフロー機能など、利便性の高い機能を備えています。
これにより短期間で文書管理システムの導入が可能となり、お客様は拠点間や取引先との間で、情報共有やスムーズな連携を実現し、業務を効率化できます。また、各種審査・監査にあたっても「Documal SaaS」上の実施業務の記録を流用できるので、特別な書類を作成する必要がなく、対応がスムーズです。
なお、本製品の先行導入例では、13種類の申請書類を年間1,600枚プリント出力していた業務を電子化するとともに、ワークフロー機能を活用することで、ペーパレスを実現し、印刷・保管・配送のコストダウンと承認・通知のスピードアップを図ることができました。また、CO2排出量を63%削減しました。
近年、製造業・流通業などの海外進出が進む中、お客様は、企画、調達・購買、生産などの業務において各拠点や取引先とのタイムリーな情報共有と、より迅速な意思決定を必要としています。また、拠点間の複数に及ぶ既存の文書関連システムの統合には多大なコストと膨大な手間がかかるため、なかなか着手できないお客様が多いのが現状です。こうした課題を踏まえ、富士通とFJCSは富士通グループの高信頼なクラウド環境で低価格・短期間に安心して利用開始できるSaaS型文書管理サービス「Documal SaaS」を提供いたします。
Documal SaaS「取引先テンプレート」(連絡票)画面例
拡大イメージ
本サービスの特長
- 高信頼なクラウド環境で低価格・短期間に安心して利用開始
お客様はICTを所有することなく、富士通グループの高信頼なクラウド環境からSaaSとして利用するため、ICTシステムの導入や運用・保守にかかるコストが不要になり、インターネットに接続できるパソコンを用意するだけで、短期間に安心してサービスを利用開始できます。
- 国内外の各拠点でドキュメントの共有が可能
国内・海外を問わず各拠点・取引先でドキュメントを共有し、作業の進捗情報や最新情報をグローバルに共有できるため、拠点間の連携を強化でき、かつ事業継続対策の観点からも有用です。なお、本サービスは、日本語の他、英語・中国語にも標準対応しています。
- お客様の仕様にあわせてカスタマイズできる業務テンプレートを用意
企画、調達・購買、生産、事業経営、品質保証、お客様サポートなどの業務で幅広く利用できる「取引先情報共有テンプレート」「品質管理テンプレート」「マニュアル公開テンプレート」の3種類の業務テンプレートを用意しています。これらのテンプレートは、簡単なメンテナンス作業を加えるだけで、お客様独自の業務用語・仕様に変更できます。たとえば、「取引先情報共有テンプレート」の中に用意されている雛形サンプル「連絡票」には、雛形ワークフローが用意されており、取引先との情報交換作業の流れに合わせて変更し、カスタマイズすることができます。
- ワークフローを伴うさまざまな業務に活用可能
製造・流通業の基幹業務のみならず、稟議申請や旅費精算などの総務系業務に活用できます。お客様は、扱う書類の種類に合わせて、自由に書類レイアウトを作成・流用できます。また、作成・承認・保管・配信といった業務のキーとなる4つのアクションを組み合わせ、お客様独自のワークフローも簡単に作成することが可能です。
- 各種審査・監査への対応もスムーズ
どの文書を誰がいつ起票し、承認したか、いつ改版したか、などの承認履歴をすべて記録しており、旧版の参照も可能です。また、誰がいつログインしたか、どの書類を参照したか、などのあらゆる操作もログとして保管しています。業務で使用される各帳票類は、実施業務の記録となるため、ISO審査や内部統制などの監査の際には、流用することができます。これにより、準備作業の負荷低減を図ることができます。
サービスの販売価格、および内容
サービス名称 | 販売価格 (税別) |
内容 | |
---|---|---|---|
初期費用 | 導入基本サービス (必須) |
30万円 | サービス基盤の環境設定 |
業務テンプレート (取引先情報共有) |
30万円 | 連絡票管理(QA・課題・要望)、購入/納入仕様書、掲示板などのフォーマット・ワークフローのテンプレート | |
業務テンプレート (品質管理) |
30万円 | クレーム報告書、受入検査書、検査成績書などのフォーマット・ワークフローのテンプレート | |
業務テンプレート (マニュアル公開) |
30万円 | 事務規程、通知通達、様式集の書類フォーマット・ワークフローのテンプレート | |
月額費用 | 運用基本サービス (必須) |
10万円 | Documal基本機能のサービス利用を提供 100アカウント、ディスク30GB付き |
アカウント追加1ID | 1,000円 | 利用者IDを1アカウント追加 | |
アカウント追加100ID | 8万円 | 利用者IDを100アカウント追加 | |
アカウント追加500ID | 25万円 | 利用者IDを500アカウント追加 | |
アカウント追加1000ID | 40万円 | 利用者IDを1,000アカウント追加 | |
ディスク追加 30GB | 3,000円 | ディスクを30GB追加 | |
コンテンツPDF変換 | 10万円 | 登録されたドキュメントをPDFに変換する機能を提供 |
販売目標
今後3年間で100社
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
富士通コンタクトライン
0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分
(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
株式会社富士通中国システムズ
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