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PRESS RELEASE (経営)

2011年6月3日
富士通株式会社

富士通グループの節電施策について

今夏のピーク使用電力を15%以上削減

当社グループは、東京電力および東北電力管内の事業所および工場において、本年7月から9月の最大電力を昨年比15%以上削減するため、以下の節電の取り組みを実施することを決定いたしました。

当社グループの主な節電の取り組み

  1. 自社保有のサーバ機器類を移設

    川崎工場(神奈川県川崎市)や富士通ソリューションスクエア(東京都大田区)、幕張システムラボラトリ(千葉県千葉市)に設置されている自社の開発用・業務用サーバ約1万台のうち約3,600台について、東京電力、東北電力管外にあるデータセンターへの移設や利用の一時停止を行います。

  2. 工場・事業所での取り組み

    那須工場(栃木県大田原市)や小山工場(栃木県小山市)などの製造工場において、稼働設備削減や一部工程の夜間への操業シフトにより生産計画やお客様のビジネスへ影響を与えることなく、昼間のピーク電力を抑制します。

    また、事業所やテナントで入居しているオフィスにおいて、すでに実施しているエレベーターや照明の間引き、空調温度の調整、給湯器・冷蔵庫などの停止により徹底した節電対策を継続し、クールビズ期間も拡大(5月~10月)しています。

    さらにスマートコンセント(注1)や、ノートパソコンの電源を自動的にバッテリー運用に切り替えるピークシフト機能の導入などにより節電を行います。

    その他、沼津工場(静岡県沼津市)において電力使用ピーク時間帯に自家発電設備からの電力供給に切り替えることで、社会全体の15%ピーク電力削減の達成に貢献いたします。

  3. 勤務体系の変更による節電

    川崎工場や富士通ソリューションスクエアをはじめとする自社事業所において、秋以降の祝日2日を電力使用量ピーク期間と想定する7月~8月の平日に振り替え、事業所単位に輪番で土曜日・日曜日と合わせて4日連続の休業日を設定します。テナントビルに入居する部門については、テナントとして節電に協力するため1週間の夏季連休を個人ごとに分散取得するなどの対応を行います。なお、勤務体系の変更による節電については、今後労働組合と協議を行い、実施に向けた準備を進めます。

これらの取り組みとともに確実にピーク電力の抑制を実現するために、リアルタイムでの電力使用状況の見える化を行い、節電状況の監視を行います。

また、社員の家庭での節電の取り組みへの働きかけや、お客様の節電取り組みを省エネ性能の高い製品やソリューションの提供により支援することで、日本全体の節電に貢献してまいります。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 スマートコンセント:
株式会社富士通研究所と富士通コンポーネント株式会社が開発した、業界最小クラスの電力センサー内蔵のスマート電源タップ。

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本件に関するお問い合わせ

広報IR室
電話 03-6252-2175(直通)


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