PRESS RELEASE
2011年5月27日
富士通株式会社
(本資料は、富士通オーストラリアが発行したプレスリリースの抄訳です。)
オーストラリア全土光ブロードバンド網展開プロジェクトを受注
初期受注額は1年で1億豪ドル
オーストラリア全土に光ブロードバンド網を展開するための、政府設立企業であるNBN社(注1)は、新興住宅に光ブロードバンド網を敷設する、新規プロジェクトのパートナーとして、富士通を選定しました。
富士通オーストラリア(注2)は、133,000箇所の建物敷地内へ光ブロードバンド網を接続するためのネットワーク設計と工事を含めたマネージドサービス(注3)を行い、工事はパートナーであるServiceStream社が行います。これらの光ブロードバンド網接続は、建設計画や住宅需要に応じて工事が行われるため、3年間で敷設を完了する予定です。
NBN社は昨年の10月に提案募集を開始し、慎重な検討を重ねた上で、富士通オーストラリアを選定しました。
本契約の初期受注額は、12ヶ月間で1億豪ドル(およそ90億円)以上になると見込んでいます。
NBN社のCEO、Mike Quigley氏は、「富士通オーストラリアは、全土の新興住宅に光ブロードバンド網を一斉に敷設するのに十分なリソースと、迅速な展開のためスキルを備えている。」とコメントしています。
富士通オーストラリアのCEO、Mike Fosterは、「富士通オーストラリアはここ数年、ネットワークサービスを強化してきました。クラウドサービス、アプリケーションサービス、マネージドサービス、ITアウトソーシングなどの分野で市場をリードし、イノベーションを提供するという当社戦略にとって、この契約締結は画期的なできごとです。国民にデジタルサービスを届けるというオーストラリア最大のインフラ事業に参画できることを光栄に思います。」と語っています。
以上
注釈
- 注1 NBN社:
- オーストラリア国内に光ブロードバンド網(名称: National Broadband Network、略称:NBN)を構築し、運営するための企業としてオーストラリア政府が2009年に設立。国民に先進的なデジタルサービスを提供することができる、次世代光ブロードバンド網を実現することを役割としている。
- 注2 富士通オーストラリア:
- 富士通株式会社の全額出資子会社。CEO:Mike Foster、従業員約5,000人、オーストラリアとニュージーランドのICT市場において売上高第三位。コンピュータプラットフォーム、ネットワーク機器関連サービス、保守、ソリューションビジネスを提供。
- 注3 マネージドサービス:
- 通信機器の設定や設置、ネットワークの保守管理サービスを一括して提供するサービス。アウトソーシングサービスのひとつ。
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