PRESS RELEASE (サービス)
2011年5月18日
富士通株式会社
アラスカ航空様、富士通とボーイング社が共同で推進する新航空機整備サービスの開発に参画
航空機や整備場を検証環境として提供、整備業務の効率化を実証
このたび、アラスカ航空様は、当社とボーイング社が共同で開発を進め、2011年第4四半期(2011年10月~12月期)に提供開始予定の新航空機整備サービス(正式名称:Component Management Optimization)のパイロットユーザーとして、既存の航空機や整備場を検証環境として提供し、開発・実証に参画することを決定されました。
新航空機整備サービスは、当社とボーイング社が共同で開発し、航空会社や航空整備会社向けに提供する新サービスです。AIT(Automated Identification Technologies:自動認識技術、注1)を活用し、RFIDタグやCMB(注2)などに保存された、シリアルナンバー、製造年月日、メンテナンス履歴などの部品情報をリーダ機器で自動的に読み取ることで、航空機の整備業務の効率化を実現します。ボーイング社は、本サービスを同社製および同社製以外の航空機整備にも適用し、2011年第4四半期よりサービス提供開始予定です。
アラスカ航空様は、このサービスの活用により、整備業務にかかる時間や運用コストを大幅に削減することが可能になります。
富士通は、ボーイング社の戦略的パートナーとして、本サービスに関わるAITタグ、リーダ、ミドルウェア、システムインテグレーション、導入サービスなど全世界共通のIT基盤を独占的に提供します。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 AIT:
- ハード、ソフトを含む機器により自動的にバーコード、磁気カード、RFIDなどのデータを取込み、内容を認識する技術のこと。
- 注2 CMB:
- Contact Memory Button(コンタクトメモリボタン)の略称。耐環境性に優れており、エンジン周りなどの部品に適応する接触型自動認証技術製品。
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