お知らせ
2011年2月16日
富士通株式会社
富士通ネットワークソリューションズ株式会社
富士通グループの2製品が低CO2川崎パイロットブランド'10に選定
このたび、富士通株式会社(以下、富士通)のUNIXサーバ「SPARC Enterprise Mシリーズ」、および富士通ネットワークソリューションズ株式会社(以下、FNETS(注1))の密閉冷却型サーバラック「ファシリティキューブ」が、川崎市による「低CO2川崎パイロットブランド'10」に選定されました。
低CO2川崎ブランド事業について
「低CO2川崎ブランド事業」は、川崎市による低炭素社会のものづくりを応援する制度として、ライフサイクル全体でCO2削減に貢献している川崎発の製品・技術などを選定するものです。自治体として初めて2009年度から開始し、2012年度からの本格実施に向けて、2009年度から毎年「低CO2川崎パイロットブランド」として試行的に実施しています。
選定の理由
- UNIXサーバ「SPARC Enterprise Mシリーズ」(富士通)
「SPARC Enterprise Mシリーズ」はメインフレームで培ったミッションクリティカル向け高性能・高信頼技術を継承しているとともに、UNIX市場で世界No.1シェアOSであるOracle Solarisを採用しています。豊富なISV/IHVが動作し、オラクル・コーポレーションとともに、グローバル・スタンダードなプラットフォームを全世界で提供しています。心臓部であるCPUには、当社川崎工場で開発されたマルチコア・マルチスレッドプロセッサ「SPARC64™ VII/VII」を使用し、省電力を実現しています。さらに「SPARC Enterprise M3000」では、高さ2ユニットの省スペース化を実現し、小型・軽量化を実現しました。
SPARC Enterprise M3000これにより、ライフサイクルでのCO2排出量は、単位性能当りで2006年発売の当社旧モデルと比較し、約62%削減(注2)することができました(SPARC Enterprise M3000 4コアタイプの場合)。また、世界統一ブランドで世界中に展開・販売し、世界のCO2削減に寄与していることなどが評価されました。
- 密閉冷却型サーバラック「ファシリティキューブ」(FNETS)
「ファシリティキューブ」は、今まで部屋単位で運用していた空調・電源・消火などの設備をラック形式でコンパクトに集約したもので、サーバなどを効率的に格納できるオールインワンラックシステムです。大掛かりな設備やスペースが不要なため、オフィスの遊休スペースなどでも簡単にサーバの最適環境を実現することが可能です。
これにより、全体でのCO2排出量はサーバ室の新設や大型エアコンを駆動させる従来の方法と比較し、約26%削減(注2)することができました。また、設備占有面積の縮小や設備投資、運用コストの大幅な削減が可能になることも合わせて評価されました。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
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