お知らせ
2010年11月19日
富士通株式会社
マレーシアボルネオ島において生物多様性エコツアーを実施
熱帯雨林の再生活動と社員、家族への生物多様性教育を実施
当社は、2010年11月18日から22日までの5日間、マレーシアボルネオ島において、富士通グループ社員とその家族を対象に「生物多様性エコツアー」を新たに実施いたします。本ツアーでは「富士通グループ・マレーシア・エコ・フォレストパーク」(マレーシア 東マレーシア サバ州 キナルート地区)における熱帯雨林の再生活動(植林、保育、調査)に加え、参加者が生物多様性への理解を深めるために原生林の見学などを通じた生物多様性教育を実施いたします。
当社は、2002年よりマレーシアの「富士通グループ・マレーシア・エコ・フォレストパーク」において、サバ州森林開発公社(SAFODA)の協力のもと、植林活動や植林後の補植、メンテナンスなど熱帯雨林の再生活動を実施しています。
今年度からは、4月にスタートした第6期富士通グループ環境行動計画で目標の一つに掲げた「生物多様性の保全を実現する社会づくりへの貢献」に基づき、社内外へ生物多様性を普及し啓発するための施策の一環として、エコ・フォレストパークを活かしたエコツアーを新たに実施いたします。参加者も「社員」から「社員とその家族」へと対象を広げ、植林やメンテナンス活動体験のみならず、熱帯雨林の原生林の実態や、ボルネオ生態系の学習を通して生物多様性への理解を深めることを目的としています。
また10月に開催された当社主催のゴルフトーナメント「富士通レディース2010」で実施した環境プログラム「バーディーforグリーン」により、苗木12,000本分の費用が寄付されました。昨年エコ・フォレストパーク内に新設された「富士通レディースの森」において、本エコツアーの一環として参加者による植林を実施いたします。
「生物多様性エコツアー」実施概要
日程: 2010年 | 11月18日(木曜日)リバークルーズによるマングローブ林の見学 11月19日(金曜日)メンテナンス作業体験/樹木の生育状況調査(エコ・フォレストパーク) 11月20日(土曜日)生息鳥獣調査/植林体験(エコ・フォレストパーク) 11月21日(日曜日)熱帯雨林原生林(Crocker Range国立公園)と油やし畑の見学 11月22日(月曜日)ボルネオ生態系の見学(Lok Kawi Wildlife Park) |
富士通グループ・マレーシア・エコ・フォレストパーク概要
- 目的: 東南アジアの熱帯雨林再生支援、生物多様性保全への貢献
- 場所: マレーシア 東マレーシア サバ州 キナルート地区
- 期間:
- 第1フェーズ(第1回~第3回) 2002年~2004年 約80ヘクタール(以下、ha) 約2万本 参加420名
- 第2フェーズ(第4回~第6回) 2005年~2006年 約70ha 約1万7,500本 参加460名
- メンテナンスフェーズ 2008年~ 約150ha 参加170名
- 富士通レディースの森 2009年~ 約2ha 約1,000本
- 植栽樹林: フタバガキ種などの原生種、合計 約3万8,500本
商標について
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以上
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本件に関するお問い合わせ
環境本部 環境企画統括部
電話: 044-754-3411(直通)
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