PRESS RELEASE (サービス)
2010年11月15日
富士通株式会社
(本資料は、Fujitsu Nordic が発行したプレスリリースの抄訳です。)
フィンランド第三の都市 タンペレ市周辺8自治体のICTアウトソーシング商談を獲得
フィンランド第三の都市であるTampere(タンペレ)市周辺の8自治体、およびPirkanmaa(ピルカンマー)病院群は、2010年10月29日にICTアウトソーシングサービスに関する契約を富士通と締結しました。
富士通は本契約に基づき、ICTアウトソーシングサービスの提供を11月から順次行う予定です。対象としては、Tampere市周辺8自治体、またPirkanmaa病院群をはじめとする関連の研究所、薬局、ハートセンター、画像センターなどの医療施設まで幅広く展開していきます。
富士通は、本契約において2万台以上のPCや約1,000台のサーバなどICTインフラサービスの提供だけでなく、数百のアプリケーションを含めた高信頼の運用・管理サービスを提供します。これは、フィンランドの本分野におけるICTアウトソーシングとしては最大規模となります。また、Tampere市のICT部門から、約100人のエキスパートが富士通に移り、継続的なサポートを行っていきます。
Tampere 市 director(財政・戦略担当)のJuha Yli-Rajala 氏は次のように述べています。「Tampere市が行ってきたICT運用・管理の業務をアウトソーシングするための仕様をつめてきました。私たちは厳しい条件を満たすだけでなく、今後の運用までも見据え、信頼関係が構築できるベンダーを必要としていました」
また、Tampere市 project managerのSari-Anne Hannula氏は「自治体・病院におけるICT関連の要望は、毎年約10万件にものぼります。これらを総合的に任せられるベンダーが必要で、ネットワークを含めて利用者すべての課題を解決するために、サポート窓口が一本化できるようなサービスを求めていました。今回、富士通の提案により、これらの解決だけでなく、マルチベンダー環境においてベンダー変更の際にも現場には全く影響が出ない運用を実現できました」と述べています。
Fujitsu Tampere regional directorの Pasi Lehmus は、「富士通は今回、利用者からのリクエストに対し、富士通のエキスパートがすぐに解決するか、他のベンダーと連携をしながら解決に導いていくという最適かつ効率的な方法を提供します。本契約は富士通にとって重要な意味をもっており、我々は最善をつくします。契約に基づき、エキスパートの育成や、拠点も2ケ所新設予定です。11月にもTampere市、Pirkanmaa病院群にサービスを展開し、他の自治体へは2011年2月からスタートする予定です」とコメントしています。
Fujitsu Nordic
現在、富士通は、Fujitsu Services(英国)とFujitsu Technology Solutions(ドイツ)をマネジメントレベルで再編し、UK&Ireland、CEMEA&I(Continental Europe, Middle East, Africa & India)、Nordicの3エリアに分けてビジネスを推進しています。本商談については、Nordicが獲得したものです。
以上
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