PRESS RELEASE
2010年10月26日
富士通株式会社
NetApp Inc.
富士通とNetApp、グローバルアライアンス契約を締結
製品ポートフォリオの共有により、お客様に柔軟で効率的なストレージ製品を提供
富士通は、SANストレージ製品の有力ベンダーであり、現在グローバルにストレージビジネスを推進しています。富士通のSANストレージ製品「ETERNUS DXシリーズ」は、高信頼、高性能を実現し、お客様に最適なストレージソリューションを提供しています。NetAppは、ICTインフラのストレージとして需要拡大が見込まれるユニファイド・ストレージを提供しています。
今般のグローバルアライアンス締結により、両社は製品の相互供給を行い、海外においてプロダクトポートフォリオを共有します。富士通は、日本国外においてもNetApp製品の保守・サポートサービスを行ってまいります。この取り組みはまず欧州から開始していきます。NetAppは、富士通のデデュープアプライアンス製品(注4)「ETERNUS CS800」の販売を欧州22カ国において開始します。
両社のこれまでの10年にわたるパートナーシップにおいて、ビジネス変化に迅速に対応するため、統合化、自動化されたデータマネジメント製品やソリューション、サービスを提供してきました。富士通は、これまでにNetApp製品を15,000システム販売しています。
また、NetAppのユニファイド・ストレージソリューションについては、富士通のストレージ統合管理ソフトウェア「ETERNUS SF Storage Cruiser」、ダイナミックリソース管理ソフトウェア「ServerView Resource Orchestrator」がサポートを始めており、これによりICTインフラの統合的な分析、制御、自動化を容易に実現します。
富士通株式会社 ストレージシステム事業本部長 執行役員 五十嵐 一浩のコメント
富士通とNetAppのグローバルアライアンス契約の締結は、お客様に最適なストレージポートフォリオを包括的に提供します。これまで当社は、お客様に容易な導入、および効率的で柔軟なICTシステムを提供してきました。当社のお客様は、当社がNetAppとともに製品・サービスをグローバルに提供することの価値を期待しています。
NetApp Inc. グローバルシステムパートナーGeneral Manager 兼 Vice President Rick Scurfieldのコメント
お客様は、ビジネス変化に対応する柔軟性とスピードを向上させる、より統合化されたICTインフラへの移行を求めています。NetAppと富士通のパートナーシップはその移行のためのサービス、サポートとともに、このようなニーズに対する強力なストレージ製品・ソリューションを提供していきます。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 SAN:
- Storage Area Networkの略語。ファイバーチャネルなどを用いて、サーバとストレージをネットワークのように接続する形態。
- 注2 NAS:
- Network Attached Storageの略語。LAN (Ethernet、FDDIなど)に直接接続されるストレージの総称。
- 注3 ユニファイド・ストレージソリューション:
- ひとつのストレージでファイバーチャネル、iSCSI、LANといった複数のインターフェースをサポートすることで、管理、運用体系の統一と簡素化を実現するソリューション。
- 注4 デデュープアプライアンス製品:
- データをバックアップまたはアーカイブする際、重複部分を削除し圧縮して格納する製品。
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