このページの本文へ移動
  1. ホーム >
  2. プレスリリース >
  3. 「クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア V1」を販売開始

PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2010年8月26日
富士通株式会社

プライベートクラウド環境のICTリソースを仮想化、自動配備し、使用状況を管理するソフトウェア

「クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア V1」を販売開始

当社は、ICTリソースを仮想化し、利用者の要求に応じて自動的に配備、さらにその使用状況を見える化してプライベートクラウド(注1)環境を容易に構築、運用管理を行うソフトウェア「クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア V1」を、本日より販売開始します。

本製品により、プライベートクラウド環境でICTリソースを柔軟・迅速に活用することができ、ICTの運用コストを削減するとともに、ビジネス環境の変化に対応したICTシステムの構築、運用が短期間で行えます。

段階的なプライベートクラウド環境構築に向けて、サーバ統合・仮想化を始めるお客様に最適な製品です。

企業活動において、ICTシステムのコスト適正化、効率的運用とともに事業継続性、セキュリティ確保などを目的にプライベートクラウドの構築を検討するお客様が増えています。プライベートクラウドの構築を検討されている当社のお客様のうち、6割を超えるお客様が “サーバ統合によるコスト削減” を目的としており(注2)、仮想化によるICTリソースの有効活用が求められています。

当社は、ソフトウェア製品の開発拠点である「沼津ソフトウェア開発クラウドセンター」において、サーバ統合、仮想化技術を活用したプライベートクラウド環境を構築し、ICTリソースの有効活用を実践しています。

「クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア V1」は、ICTリソースを組み合わせた仮想プラットフォームを構築し、利用者の要求に応じて自動配備します。さらに、ICTリソースの使用状況を見える化し、効率的な運用を支援するソフトウェア製品です。

本製品は、売上実績シェアNo.1(注3)の統合運用管理ソフトウェア「Systemwalker(システムウォーカー)」と、「ServerView (サーバービュー)」の技術を採用しています。

本製品の特長

  1. プライベートクラウド上のICTリソースの自動配備と効率的な運用を実現
    • サーバ、ストレージ、ネットワークなどのICTリソースを集約(プール化)して管理します。運用者はこれらのICTリソースを組み合わせた仮想プラットフォームを容易にテンプレートとして定義できます。
    • 仮想プラットフォームの利用申請は利用者向けサービスとしてカタログ化し、Web画面上に一覧表示されます。利用者はカタログから選ぶだけで、仮想プラットフォームをオンデマンドに利用できます。
    • CPU利用率やストレージ使用量などのICTリソースの使用状況が見える化されるため、運用者は効率的なICTリソースの運用を図れます。

    リソースの使用状況の確認画面
    拡大イメージ
  2. 段階的な導入やスモールスタートからの導入が可能

    本製品は、管理対象サーバ単位(注4)のライセンスです。1サーバから購入できるため、スモールスタートから本格的な展開まで対応することが可能です。

販売価格、および出荷時期

製品名 販売価格(税別) 出荷時期
クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア V1 23万円 2010年9月3日

動作環境

[サーバ]   富士通PCサーバ「PRIMERGY」
[OS] ・管理サーバ  :  Microsoft Windows Server 2008 R2
・管理対象サーバ  :  Microsoft Windows Server 2008 R2
Microsoft Windows Server 2008
Microsoft Windows Server 2003 R2
Red Hat Enterprise Linux 5 (2010年度下期に対応予定)
・対応仮想環境  :  VMware vSphere 4
Hyper-V 2.0 (2010年度下期に対応予定)

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 プライベートクラウド:
特定の企業・組織が専用のICTインフラを使用して、サービス環境を構築するクラウド・コンピューティング形態のこと。
  注2 6割を超えるお客様が“サーバ統合によるコスト削減”を目的として:
2010年4月~7月の当社のプライベートクラウド商談の分析(当社調べ)。
  注3 売上実績シェアNo.1:
IT専門調査会社「IDC Japan株式会社」が実施した「国内インフラストラクチャマネジメントソフトウェア市場2009年の分析と2010年~2014年の予測」による、「国内システム/ネットワーク管理ソフトウェア市場 ベンダー別売上額実績、2007年~2009年」にて、富士通は売上シェア1位を獲得。
  注4 管理対象サーバ単位:
本製品の管理対象となる物理サーバごとにライセンスが必要です。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。