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PRESS RELEASE

2010年8月11日
特定非営利活動法人 えどがわエコセンター
富士通株式会社

えどがわエコセンター エコ活動の登録者管理をSaaSで実現

富士通のSaaS型顧客管理サービス「CRMate」を採用、業務の効率化を支援

特定非営利活動法人 えどがわエコセンター(所在地:東京都江戸川区、理事長:佐々木 定治、以下、えどがわエコセンター)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)のSaaS型(注1)顧客管理サービス「CRMate(シーアールメイト)」をエコ活動の登録者管理として採用し、2010年4月よりサービスを開始しました。

本サービスは、SaaS型サービスの特徴である、短期間、低価格でシステム構築ができ、帳票や画面の構成変更などを実施し、約1ヶ月間、初期費用114万円(月額27,500円)で構築しました。本サービスを導入することで、従来表計算ソフトで管理していた約7万5,000人におよぶ登録者の情報管理作業の効率化や、接客や問い合わせ対応など事務局として業務の質を大幅に向上させることができました。

えどがわエコセンターは、「環境にやさしいまち江戸川区」の実現のため、2004年に設立されたNPO法人です。日本一のエコタウンを目指し、江戸川区内の住民や企業向けに省エネ・省資源・ごみ減量などについて取り組み、2012年度までの5年間で、平均年間16万トン(2004年度比6%減)の温室効果ガスの削減を目標とした「もったいない運動えどがわ(注2)」を推進しています。現在の登録者数は約7万5,000人にのぼり、年間約120ものイベントの実施など、エコ活動を展開しています。

従来、えどがわエコセンターにおいて、登録者情報や活動情報を表計算ソフトで管理し、ソフトを使える一部の職員が運用していたため、登録者の退会情報の反映が遅れ不要な郵便物を発送したり、イベントに関する問い合わせの検索に時間がかかるなど、情報サービスに課題がありました。



【 エコ活動 原っぱで生きもの探し 】

そこで、ICTに不慣れでも、短期間、低価格で導入しすぐに活用することができる、富士通のSaaS型顧客管理サービス「CRMate」を導入し、職員6名全員がネットワーク経由で登録者情報や活動状況など情報共有でき、必要な時に必要なデータを扱えるようになりました。以前は、イベント実施回数などの集計業務に数日要していたのを、条件を指定するだけですぐに抽出することが可能となりました。また、イベントのスタッフ募集に本サービスを活用することで、一週間かかっていた集計作業を1日で対応することが可能となりました。さらに、当社のデータセンターでデータを管理できるため、データ紛失の心配がなくなるなど、データ管理やセキュリティ面で安全性が向上しました。

えどがわエコセンターは今後、本サービスを活用し登録した情報を分析することで、もったいない運動の参加者や活動の傾向を掴み、活動推進に活用していく予定です。

富士通は、今後、自治体や民間企業の会員管理などにも、本サービスを提供していく予定です。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 SaaS:
Software as a Serviceの略。ネットワークを利用してアプリケーション機能をサービスとして提供するサービス形態。
  注2 もったいない運動えどがわ:
江戸川区の温室効果ガス削減の第2次目標として、2017年度に年間34万トン(2004年度比14%減)のエネルギー起源二酸化炭素の削減を目指しています。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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