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PRESS RELEASE (環境)

2010年7月12日
富士通株式会社

生物多様性を含めた環境eラーニングをグローバルに実施

今般、富士通グループでは、世界約17万人のグループ全社員を対象に、eラーニングによる環境教育を開始しました。

今回の教育は、2010年4月に策定した「第6期富士通グループ環境行動計画」(注1)をグループ全社員へ周知徹底すること、ならびに社員一人ひとりによる主体的な環境活動の実践を促進することを目的にしています。グループ全社員が受講する「基礎コース」は11ヶ国語(注2)に対応し「富士通グループ生物多様性行動指針」をはじめ富士通グループの生物多様性保全への取り組みについても学習します。「基礎コース」に加えて6種の業務別のコースを設け、業務に応じた環境活動や「富士通グループ生物多様性ガイドライン」に基づく生物多様性保全への活動を呼びかけています。

なお、eラーニング方式で実施することにより、集合教育に比べて、約6,500トンのCO2削減効果を見込んでいます。

環境eラーニングの概要

  1. 目的
    1. 「第6期富士通グループ環境行動計画」の周知、理解、実践
    2. 社員一人ひとりの業務における環境活動への主体的な取り組みの促進
  2. 対象、内容

    全世界の社員が受講する「基礎コース」と、受講者の業務に応じた6種の「業務別コース」から構成されています。また、受講後には理解度を判定するためのテストを実施し、一定点数以上の取得により修了となります。

    基礎コース:国内外の富士通グループ全社員・役員

    日々の暮らしと地球環境問題の関わり、一人ひとりが職場や暮らしの中でできること、グローバルな環境問題の動向と第6期環境行動計画をはじめとする富士通グループの環境活動への取り組み、生物多様性の保全を実現する社会づくりへの貢献など。

    業務別コース:国内の富士通グループ全社員・役員

    1. ソリューションコース:国内の営業・SE部門、ソフト開発部門

      お客様・社会に貢献するグリーンICTの提供、環境ソリューションの提供、ICT製品のリサイクルの推進など。

    2. 調達コース:国内の調達部門

      お取引先と協働した上でのCO2削減や生物多様性保全活動など。

    3. 物流コース:国内の物流部門

      物流・輸送時のCO2削減、物流・輸送における生物多様性への影響低減など。

    4. 製造コース:国内の製造部門

      製造工場における環境負荷(温室効果ガス、化学物質、廃棄物)低減、環境負荷低減に向けてのアプローチと着眼点など。

    5. 設計開発コース:国内のハード設計開発部門

      環境配慮型製品設計によるお客様貢献、設計開発における生物多様性への影響低減など。

    6. 研究開発コース:国内のソフト・ハード研究開発部門

      研究開発業務における環境視点の導入など。

  3. 実施期間・方法
    • 2010年6月―12月(この期間に順次受講)
    • 富士通グループの共通教育インフラである「FUJITSU NetCampus」(注3)などを通じて、順次、会社単位で実施します。なお、受講進捗、実績は、当社のeラーニングソリューション「Internet Navigware(インターネット ナビウェア)」によって管理・運用しています。
  4. eラーニングの活用による環境負荷低減効果

    環境負荷を低減するため、国内外の富士通グループ社員約17万人を対象に、eラーニング方式による教育を実施いたします。これにより、集合教育と比べて、約6,500トンのCO2削減効果を見込んでいます(環境影響評価手法(注4)による結果)。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 第6期富士通グループ環境行動計画:
2010年度から2012年度に富士通グループが取り組むさまざまな環境活動の目標をまとめたもの。2010年4月15日に発表。
  注2 11ヶ国語:
日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、フランス語
  注3 「FUJITSU NetCampus」:
eラーニングシステムにより、国内外の富士通グループ社員が利用する世界最大規模の社員教育システム。
  注4 環境影響評価手法:
富士通研究所が開発した、ICTソリューションの導入が環境負荷低減にもたらす効果を「物の消費量」「人の移動量」など7つの環境影響要因から定量的に評価する手法。

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環境本部 環境企画統括部
電話: 044-754-3413(直通)
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
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