PRESS RELEASE
2010年6月14日
富士通株式会社
株式会社富士通システムソリューションズ
新日本石油グループ様における
家庭用燃料電池「エネファーム」統合生産管理システム本稼働
富士通株式会社(以下、富士通)と株式会社富士通システムソリューションズ(以下、Fsol)は、新日石インフォテクノ株式会社(本社:横浜市中区、代表取締役社長:岡村 格五)(注1)様と共同で、株式会社ENEOSセルテック (本社: 群馬県邑楽郡、代表取締役社長:一色 誠一、以下、ENEOSセルテック)(注2) 様における家庭用燃料電池「エネファーム」(注3)の生産管理を支援する、「統合生産管理システム」を構築しました。
本システムは、富士通グループがもつ組立製造業のシステム構築ノウハウを結集したことにより、完成までにわずか4ヶ月間という短期構築を実現し、ENEOSセルテック様における「エネファーム」の生産ラインのICT基盤として本稼働を開始しました。
新システムには、富士通システムソリューションズの組立製造業向け生産管理ソリューション「WebSERVE smart ハイブリッド生産」を採用しています。生産計画・手配管理、在庫管理、生産管理、購買管理などの製造業の必須機能と業務の自動化や効率化、情報連携・一元化といった組立製造業固有のノウハウを凝縮した機能を活用することで、「エネファーム」の生産を支える統合生産管理システムを、4ヶ月の短期間で構築しました。
また、「WebSERVE smart ハイブリッド生産」のもつSOA(Service Oriented Architecture、サービス指向アーキテクチャー)技術により、既存の製品開発・設計システムとの連携、業務・運用の変更に伴うシステム変更、また、将来の事業拡大を見据えた段階的な拡張を行える柔軟性の高いシステムを構築しました。
富士通グループは、ICTを通じて、新日本石油株式会社様をはじめとするお客様の環境活動に貢献していきます。
主なシステム構成製品
- 組立製造業向け生産管理ソリューション「WebSERVE smart ハイブリッド生産」
- PCサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」
- ストレージ「ETERNUS(エターナス)」
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 新日石インフォテクノ株式会社:
- 2003年4月に新日本石油株式会社と富士通が共同で設立。新日本石油グループ会社およびその他企業のシステム開発・保守・運用業務などを行う。
- 注2 株式会社ENEOSセルテック:
- 2008年4月に新日本石油株式会社と三洋電機株式会社が共同で設立。燃料電池の開発・企画、システム設計、生産管理を行う。2009年7月より、「エネファーム」の出荷を開始。
- 注3 「エネファーム」:
- 家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの愛称。都市ガスやLPガスなどから、燃料となる水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電するシステム。発電時の排熱を給湯に利用する。「第6回 エコプロダクツ大賞」において、「エコプロダクツ部門 エコプロダクツ大賞(環境大臣賞)」を受賞。
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本件に関するお問い合わせ
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