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PRESS RELEASE (サービス)

2010年4月8日
富士通株式会社

無線LANアクセスポイント「SR-M20AP1」をバージョンアップ

高速無線LAN規格IEEE802.11n規格に対応

当社は、無線LANアクセスポイント「SR-M20AP1」に対し、高速無線LAN規格対応や認証自動切替の機能を新たに搭載したバージョンアップ製品を本日より販売開始します。

本製品は、IEEE(米国電気電子学会)が制定したIEEE802.11n規格に準拠しており、最大300Mbpsの伝送速度(注1)を実現します。また、無線LAN接続時の認証に利用する認証サーバへの通信ダウン時に、通信ダウンとなった認証サーバを利用しない認証方式に自動的に切り替えることで無線LAN通信を維持することができます。消費電力についても、最大12W以下と環境に配慮した製品となっています。

なお、本製品に搭載した機能は、お客様が現在ご利用中の「SR-M20AP1」にも搭載することが可能で、当社ホームページからソフトウェアをダウンロードし、無償でバージョンアップできます。

[関連リンク]SR-Mシリーズ 製品紹介

SR-Mシリーズ ソフトウェアダウンロード(5月14日からダウンロード可能)

企業では、動画を含め増大化するデータのやり取りや、クラウドサービスの利用などにおいて、企業内における無線ネットワークの重要性はますます高まっています。

当社では、こうしたデータ通信における高速・大容量化に柔軟に対応するため、このたび無線LANアクセスポイント「SR-M20AP1」のバージョンアップ製品を提供してまいります。

バージョンアップ機能について


無線LANアクセスポイント
「SR-M20AP1」
  1. 有線LAN並みの高速無線LAN通信を実現

    IEEE(米国電気電子学会)が制定したIEEE802.11n規格は、無線LANを利用する際、最大300Mbpsの伝送速度で通信することが可能で、従来の無線LAN規格と比較して、有線LAN(100BASE-TX)と変わらない高速なデータ通信が可能です。

  2. 認証サーバ障害に有効な認証自動切替

    通常時はRADIUSサーバ(注2)にて認証を実施し、RADIUSサーバへの通信障害時に通信障害となったRADIUSサーバを利用しない認証方式に自動的に切り替える機能をサポートします。通常、RADIUSサーバの障害が発生すると、無線LAN端末は認証できず無線LAN接続ができなくなりますが、本機能により、RADIUSサーバ障害時でも無線LAN通信が可能となります。

  3. 環境配慮型の省電力対応

    「SR-M20AP1」がサポートする無線LAN規格を組み合わせて(IEEE802.11a/nとIEEE802.11b/g/n)同時に利用した場合でも、最大消費電力が12W以下の省電力を実現しています。このため、既存のPoE規格(注3)のスイッチにそのまま接続して利用することが可能です。

なお、本製品を、5月13日(木曜日)、14日(金曜日)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される「富士通フォーラム2010」に出展します。

販売価格および販売開始時期

製品名 製品型名 販売価格(税別) 出荷開始時期
SR-M20AP1
プレインストールモデルV2
SJM20AP102 77,000円 2010年5月14日

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 最大300Mbpsの伝送速度:
理論上の最大伝送速度であり、実際のスループットとは異なります。
  注2 RADIUSサーバ:
利用者や端末の認証情報やアクセスログを収集・管理するサーバ。
  注3 PoE規格:
LANケーブル(ツイストペアケーブル)を利用して電源供給する規格。PoE規格としてはIEEE802.3af(最大15.4W給電)や、IEEE802.3at(最大30W給電)などがある。現時点では、市場に流通している多くのPoEスイッチは、IEEE802.3afをサポートしている。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

サービスビジネス本部 ネットワークビジネス推進統括部 ネットワークサービス推進部
電話: 03-6424-6266(直通)


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